池袋北口(今は西口(北))は、以前から中華化が激しかったですが、最近は日本にいるとは思えない中華ビルができています。
場所は池袋西口(北)を出て向かいのビル、徒歩1分の場所です。場所は近いのですが、入口がわかりづらく、ビルを1周してしまいました。入口はビルの北側。喫茶伯爵の向かい側の場所にあります。
4階、3階、2階は中華な店
4階は最初の写真にしている友誼商店。中華食材スーパーです。その隣に友誼食府というフードコートがあります。客席が20席ぐらいしか無いこじんまりとしたフードコートで、土曜の14時過ぎに行ったところ、満席でした。ちょっと食材を買った後、この辺に別の安い本格中華があると思い下に降りたところ、こんな看板がありました。
湘南料理、西安料理と辛い料理が多そうでしたが、魯肉飯があるという看板を見て、こちらに行ってみることにしました。ちなみにこのビル自体入口からして古臭い雑多な感じが中国や香港の雑居ビルの匂いがします。
食府書苑
書苑というのは本屋さんのこと。この写真の奥の方に本の販売エリアがあります。元々は本屋さんだったのがだんだんフードコートに侵食された感じ。4階の友誼食府のフードコートより客席エリアが広く、空席がありました。
屋台風中華B級グルメ
メニューは中華B級グルメがズラリ。四川料理や湘南料理のような、辛い物が多かったですが、点心や魯肉飯などの屋台飯もふんだんにありました。中国大陸の夜市のイメージです。
屋台を見るかレジの前のメニュー表で食べたいものを決めて、レジで支払いをしてから、レシートをもって屋台に行くと、それを受け取って調理を開始するスタイルになっています。注文したら着席してきても、出来上がったら届けてくれますので、そこで待っている必要はありません。
魯肉飯
この日は最初から魯肉飯にするつもりだったので、メニューで見つけてすぐに注文したのですが、お店の前に行ったら、魯肉飯のごはんを麺にした魯肉麺というメニューもありました。魯肉飯の頭をかけるなら汁なし麺と思ったのですが、写真は汁麺のようです。ワンタンも美味しそうでした。
魯肉飯は予想通り、トロトロに煮込まれた豚バラ肉がたっぷりと乗ったごはんでした。豚バラは濃い醤油味に八角の香りが強く、本場の魯肉飯の味でした。
店内は半分が日本人、半分が中国人といった感じで、店内の雑談やお店での注文も半分以上が中国語でやり取りされています。
日本にいながら、中国に引っ越した感覚が楽しめるお店でした。
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