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レシピ 生筋子から作ったいくら

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お久しぶりです。また1か月以上あけた更新になってしまいました。今年に入って、週3回の更新の縛りを解いた後、5月ぐらいまでは月3-4本は上げていたのですが、夏になってからはぱったり更新が止まってしまいました。僕がブログを始めたのは2016年で、その頃は、ブログはいわゆる「儲かるコンテンツ」で、毎日更新してPVを上げてSEO対策もして広告収入を上げるという事をしていたのですが、今やネットで収入を上げるには、ブログのような文字コンテンツより、Youtubeのような動画コンテンツの方が手っ取り早い時代です。では、なぜ細々とでも続けているのかというと、原点に戻って「自分のライフログとして、残したいものを残しておく」という目的になっています。ブログを7年もやっていると、「あの時、こんなことしていたんだ」とか、自分のレシピを実際に使ってみたりとか、メモ書きの為に役に立ったりしています。

そんな今回は、きっと後になって使いそうな、生筋子からいくらを作ってみた体験記です。

生筋子からいくらをつくる

ここ数年、サンマの不漁は有名ですが、鮭も不漁が続いていて、すじこと言えども高価になっています。とはいえ、いくらになったものを買うのに比べると、感覚的には半額ぐらいではないでしょうか。本当は数年前に作りたかったところです。

鮭の生筋子を入手する

まず、材料になる生筋子ですが、これは秋鮭の筋子でなければいけません。スーパーで卵の粒の小さい紅鮭の筋子が良く売っているのですが、これはバラせません。卵一粒づつを包んでいる膜が薄いわりに、全体を包んでいる膜がしっかりしているので、卵を分離する過程でかなりつぶれてしまいます。秋鮭の筋子は逆で、卵一粒づつの膜はしっかりしている割に、全体を包んでいる膜は割と簡単にはがれるので、いくらになりやすいです。

筋子は川崎駅ビルの地下にある魚力で買ったのですが、100gで約1000円。今回の筋子は約300gあったので約3300円でした。

海水相当の塩水の中で優しくほぐす

レシピ本だと魚焼き網や泡だて器の針金の部分を使ってほぐすように書かれていますが、僕は全部指でほぐしました。塩水相当の3%の塩水(500CCの水に食塩大さじ1)の中に筋子を入れ、指で揉み解すように優しく揉んでいるとだんだんと解れていくらになってゆきます。

けっこう根気のいる作業なので、たくさん作る人は道具があった方が良いのでしょうが、そんなにたくさん買えないので、指で十分だと思います。これ全部をほぐして、膜を取り除くのにかかった時間は15~20分ぐらいでした。

ほぼ全体が解れて、膜を取り除いたらざるに上げます。これで行程的にはほぼ完成ですが、まだこの段階では塩味が強すぎておいしくありません。

消毒した瓶にいくらとつけダレを入れます。つけダレは醤油、白だし、日本酒、と味醂を少し入れます。塩味的にはおでんの出汁がちょっと濃くなったぐらいです。

2日ぐらいたつと、いくらが膨らんで、瓶いっぱいになりました。これは、いくらの中の塩分の方がつけダレの塩分より強いためで、浸透圧でつけダレからいくらの中に水分が移動するためです。出汁の成分も水分と一緒にいくらの中に入ります。なので、いくらの味はつけダレである程度コントロールできます。

出来上がって売っているいくらは、大抵冷凍で流通しますが、筋子は今の季節だと冷蔵で流通することが多いので、自分でいくらにする場合は、一度も冷凍工程を入らないのと、つけダレで好みの味に出来るので、僕は買ってきたいくらより美味しく感じました。それで単価的には約半額ですので、すごくお得だと思います。

今はホタテが出荷先を失って、安く買えるときもあるので、こんな北海丼も作ることが出来ます。これで1食分800円ぐらいで出来ているかな。一番高いのがサーモンだったかもしれません。いくら丼だけなら、1食分500円以下で出来ます。

その他のレシピ

www.take--chan.tokyo

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