今日のごはんは何にしようかな 

飲み歩きと食べ歩き たまに料理を作ります


スポンサードリンク

 

自己紹介と本ブログのコンテンツとプライバシーポリシー

食レポ ビジネス街の町中華 狸小路飯店 

この記事をシェアする

最近は月に1−2回、生存確認のような投稿ペースになってしまいました。

会社の近くに町中華が3軒あることは前に書きましたが、3軒目は一番歴史の長い狸小路飯店です。

 

狸小路飯店

狸小路飯店は創業1971年と書いてありますので、今年で創業52年になります。川崎駅西口は再開発でだいぶ変わりましたが、工場の街だった頃からある店です。

メニュー

定食メニューは700円、800円、900円、1000円とシンプル。定番の中華定食は大抵この中に入っています。

チャーハンや丼、ラーメンとミニ丼のセットもこの値段レンジ。

これらのメニューがランチタイムだけではなく、一日中同じ値段なところが町中華の良いところです。

このお店の特徴は、中華定食だけではなく、ロースカツ定食やカレーライスがよく出ることです。一番出るのは唐揚げ定食なんじゃないかと思います。

豚肉ピーマン炒め定食

最初は豚肉ピーマン炒め定食。定食はおかずと沢庵とご飯とスープがセット。ランチタイムだけ杏仁豆腐も付きます。

豚肉のピーマン炒めは豚の薄切り肉とピーマンを炒めてからあんかけにした町中華の王道。肉も筍もたっぷり入っています。ご飯は普通の丼飯ですが、大盛りにしても十分なおかずの量が有ります。

スープは薄味の掻き玉スープ。おかずが濃いめの味付けなので、薄味のスープが美味しいです。

杏仁豆腐は既成品のようでしたが、こういうのが一品あると嬉しいですよね。

鶏味噌炒め定食

次は鶏味噌炒め定食にしました。この日はデザートが杏仁豆腐の代わりに西瓜でした。

油通しした鶏肉とピーマン、玉ねぎを炒めて、甘みのある味噌を絡めて炒めたもの。家庭料理でこういった炒めものはよく食べた気がします。

スープは今日も薄味の掻き玉スープ。鶏味噌炒めも味が濃いので、薄味のスープでバランスが取れています。

このお店、創業が1971年で、その頃はこの辺は工場地帯だった事は最初に書きました。工場労働者の大盛り・濃い味好きの味の志向が、この街がビジネス街に変わった後もそのまま続いていることは嬉しく思います。

この地域の町中華は、今まで紹介した長城、金麟とこの狸小路飯店の3店ですが、この狸小路飯店のみ、経営者・フロア・厨房を全員日本人で固めている感じがします。ですので、味の方も日本の中華料理の味です。そういう意味ですごく安心して食べられる味になっています。

長城はおそらく厨房は中国人、味の方も本格中華の感じですが、日本の町中華の味を研究し、日本の中華料理の味に寄せてきているような感じがします。

金麟が一番本格中華。日本というより、蘇州あたりの田舎の料理屋に入ったみたいな味です。日本で馴染みのレバニラ炒めも酢が効いていたりして、ちょっと違う味になります。ガチ中華が好きな人には金麟、日本の町中華が好きなら狸小路飯店、長城はその両方の味をバランス良く取り入れていると感じました。

関連ランキング:中華料理 | 川崎駅京急川崎駅尻手駅

その他の食レポ

www.take--chan.tokyo

www.take--chan.tokyo