冷凍庫の中を長い間占領している羊肉があったので、ビリヤニ風の炊き込みご飯を作りました。ただし、炊き方自体はビリヤニよりパエリアに寄せた作り方になっています。
出来上がりはこんな感じで、ピラフのような感じに出来上がります。お米料理はピラフとビリヤニとパエリアはルーツは一緒と聞いたことがあります。ただ、本来のビリヤニは具を調理したあとでお米と重ねて蒸して作るもので、非常に手間と時間がかかります。ここではフライパンひとつでパエリア寄りの作り方をしています。お米にバスマティライスのような長粒米を使うと、水加減や加熱時間がかなりいい加減でもそれなりに出来るのでお薦めです。
羊肉ビリヤニ風パエリア風
材料
羊肉:塊肉400g、骨を除いて300gぐらい
人参:1本
玉ねぎ:1個
その他野菜:適量
長粒米:2合
コンソメスープ:3合
羊肉はいっぱいあるように見えますが、友誼商店のような中華食材屋で安く売っている羊排肉や羊排骨を買うと、1/4~1/3ぐらいが骨です。カレーならそのまま煮込むと髄から味が出て美味しいのですが、ご飯と炊き込む時に骨だらけだと食べにくいので、回答してから骨を取り除きます。
左側が骨、右のボールの中が肉です。
スパイスはクミン・コリアンダー・カルダモンがメイン
スパイスのメインはクミンとコリアンダー。自分の好みでカルダモンを多めに入れています。その他はターメリックとシナモンとガラムマサラを入れています。量的な比率でいうと
クミン2・コリアンダー2・カルダモン1・ターメリック1・シナモン1・ガラムマサラ1でした。
材料を炒めたあとスパイスと塩コショウを入れる
材料を炒めて、火が通ったところでスパイスと塩コショウを入れて味を大体決めてゆきます。
お米は長粒米
お米は長粒米を使います。タイ米やインドのバスマティライスが好適です。インドのバスマティライスは高いので、インドネシアやパキスタン、バングラデシュのバスマティライスが安くていい味が出ています。
軽く洗うだけで良く、研ぐ必要はありません。研ぐと粒がバラバラになって良くありません。
お米を入れたら、そのまま全体を炒め、米粒が透明になってきたらコンソメスープを入れます。コンソメスープは飲むスープよりかなり薄めの味にしておきます。
最初はこんなふうに水浸しです。このまま中火で沸騰させ、全体が沸騰したら弱火にして蓋を閉めます。
ガラスの蓋だと出来上がり加減が見えて便利です。15分ぐらい炊いていると、米粒が水分を吸って膨らんでくるとともに、水分が減ってゆきます。沸騰するボコボコの泡が少なくなってきたら出来上がりです。最後に蓋を開けて強火にして1-2分水分を飛ばしたあと、火を止めて蓋を閉めて15分ぐらいそのまま蒸らします。
完成
出来上がりはこんな感じにピラフのような感じに出来上がります。スパイスのいい香りがします。
シーフードで作っても美味しいかもしれません。そうなるとカレー味のパエリアになってしまいますが、それはそれでありだと思います。
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