冬ならではの景色として、凍りついた滝があります。氷瀑の現実離れした幻想的な姿が好きで、この季節、特に寒くなる日を狙って休暇を取って、手軽に氷爆を見ることができる場所を訪れます。東吾妻町の観音山不動滝も、冬に氷爆になり、電車で訪れることができる滝の一つです。
観音山不動滝
今年は数年に一度の寒波になったため、滝はいつもの年よりしっかりと氷結し、滝壺も半ば氷が張っていました。
この滝は滝の前に東屋もあり、滝壺前は広場になっているため、滝行をする際の準備が滝の前で出来ます。滝壺の氷を割って滝の中に入り、滝を浴びてきました。水温は0.1℃、気温2℃の環境だったので、一回の滝行は一分そこそこしか出来ませんでしたが、四回ぐらい繰り返し入りました。水は冷たく、寒かったですが、滝から上がってすぐにタオルで身体を拭いて服を着ることが出来るので、見た目ほどしんどい滝場ではありません。氷結した滝を撮るために訪れたカメラマンが何人か居て、滝に入る姿をびっくりして見ていました。
やまと屋本店
滝から山を下ると歩いて15分ぐらいで群馬原町駅前に出ます。吾妻線と並行して国道145号線バイパスが通っており、ドライブイン形式の食堂が沢山あります。今回入ったやまと屋本店もそんなお店です。この近辺他にもとんかつ屋や焼肉屋、ラーメン屋が多いです。群馬県は上州豚、上州牛といったブランド豚、ブランド牛があり、肉料理の店が多いです。
ランチメニュー
ランチメニューはいかにも田舎のドライブインといった感じのメニューが揃っています。
うどん付きのエビフライとヒレカツ定食にしました。うどんは温かいうどんにして身体を暖めます。
エビフライとヒレカツ定食
温かいうどんを付けたエビフライとヒレカツ定食全体像がこちらです。うどんが意外に大きい他、サラダとお新香がついています。タルタルソースは付かず、エビフライもソースか塩で頂くようです。
エビフライは期待していたより大きく、叩いて伸ばしたものではなかったので、プリプリした食感がありました。できればタルタルソースで食べたかったです。
ヒレカツは上州豚かどうかは分かりませんが、非常に柔らかい肉で、それでいて歯ごたえがあって肉の香りも良く、久しぶりに食べる本格的なヒレカツでした。この近辺にはとんかつ屋さんも2件ありましたので、とんかつは名物なのかもしれませんね。
うどんは、これといった特徴はない、シンプルなうどんでしたが、冷えた身体には温かいうどんが何よりも嬉しかったです。滝から下りてくる道の途中で、体温はだいぶ戻った実感はあったのですが、やっぱり身体の内側から温めると本格的に体温が正常に戻った感じがしますね。
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