パイナップルケーキの本場は台湾ですが、その台湾でも評判のパイナップルケーキのお店が期間限定で出ていました。
微熱山丘~Sunny Hills~
Sunny Hillsの本店は台北にあります。本店住所の「台北市民生東路五段36巷4弄1号1階」という場所は、2004年から2007年まで僕が住んでいた「台北市松山区健康路35巷」から歩いて5分の場所です。場所込みですごく懐かしい。ちなみにSunny Hillsは南投県の第一号店が2008年創業なので、ギリギリすれ違いで、現地で食べる機会はありませんでした。その後、Sunny Hillsの東京店が2013年に南青山に開業し、その後自由が丘、有楽町マルイ(9/1~11/30期間限定出店)、ルクア大阪(9/2~9/27期間限定出店)、あべのハルカス(9/9~15期間限定出店)、渋谷ヒカリエ(9/17~9/30期間限定出店)と店舗を広げましたが、なにせお値段が高いので、それらの常設店舗にもお邪魔する機会がありませんでした。
最近の期間限定出店ラッシュの初っ端としてこの夏期間限定でSunny Hillsが上野駅のecuteに出店を出していました。上野はちょうど通勤や外出の乗換駅なので、外出ついでに寄ってみました。
白木のこじんまりとした店舗で、パイナップルケーキとアップルケーキを売っていました。
9月は、中秋節という事で、常設店舗や期間限定店舗では月餅を売っているとのことです。
おしゃれなトートバッグ付き
流石にお高いだけあって、ショッピングバッグが布製のトートバッグでした。シンプルなこのバッグなら、リピートして使えそうです。
高級箱入り
台湾で、普通1個20元~30元で売っているパイナップルケーキ、Sunny Hillsでは10個420元(1500円)で売っています。ほぼ倍の値段ですので、箱もおしゃれです。
日本ではもっと高く、1個300円。5個入り1500円で販売されています。海外のものが日本に入るとだいたい現地の倍の価格になりますので、これはしょうがないですね。
個装もおしゃれ
個装には自転車に乗った人が描かれたおしゃれなものです。高級感と洒落っ気があります。
パイナップルケーキ離れしたパイナップルケーキ
たわわに実り熟した果実をじっくり煮詰め、太陽の恵みを餡の中にそっくり封じ込めて引き締まった繊維や鮮烈な美味しさを引き出しました。
美味しさの秘密はこだわりの生地にもあります。
新鮮なブランド卵にニュージーランド産のグラスフェッドバター、こだわりの小麦粉。これらを混ぜ合わせ独自に開発した鋳型で焼き上げたクッキー生地の素朴な香りは、パイナップル餡の繊細な甘さと鋭い酸味を引き立てます。
見た目は普通のパイナップルケーキですが、皮はよりさっくりと軽やか、
餡にはパイナップルの繊維が残っており、香りと酸味が普通のパイナップルケーキの何倍も強いです。このコンビネーションは空港のお土産屋さんで売っているパイナップルケーキとは別物です。
上品な烏龍茶とのマッチングが最高
これだけ高級感漂うパイナップルケーキならやっぱりちょっと高級な烏龍茶が似合います。台湾の高級烏龍茶といえば凍頂烏龍茶、高山烏龍茶、東方美人茶などです。酸味の勝った上品な味のSunny Hillsのパイナップルケーキなら、花の香と仄かな甘味の漂う東方美人茶が一番お似合いと思います。
東方美人もピンからキリまであって、高いのだと一杯換算1000円ぐらいしてしまうのですが、これは25個入り1000円台のティーバッグです。それでもちょっと優雅なティータイムを楽しむことができました。
あーっ、台湾に帰りたい。。。
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