NHKと台湾公視の共同制作ドラマ、路~台湾エクスプレス~が公開中です。
3話完結のミニドラマで、既に2話終わってしまっていますが、2話は今週いっぱいNHK+で見逃し配信を行っていますので、まだ見ることが出来ます。1話から見たい場合は今の所NHKオンデマンドが唯一の視聴方法です。
意外に便利なNHK+
NHK+はNHKのインターネット配信サービスです。既にNHKの受信料を払っている人は、会員登録することで追加料金無く配信を受けることが出来ます。
ドラマやニュースなど、見逃し配信や追っかけ配信をしてくれますので、当日テレビの前に居なくても、朝ドラや大河ドラマなどを1週間見ることが出来ます。
手続きの流れは、
PCかスマホでIDやパスワードを設定して申し込み→はがきで受信契約している住所に確認コードが届くので、そのコードを入力して申し込み完了
となりますが、はがきが届く前からサービスは受けることが出来ます。
路~台湾エクスプレス~
さて、路~台湾エクスプレス~ですが、台湾新幹線建設の頃、日本から台湾に駐在して台湾の人たちと協力しながらプロジェクトを進める仕事の話と、駐在員のやその周りの男女の恋の話が縦糸と横糸になって織りなすドラマになっています。
メインの恋物語は、波留さん演じる春香と炎亞綸演じるエリックとの間で進む、7年越しのお互いに片思いの恋を軸に、井浦新さん演じる安西と邵雨薇さん演じるユキとの間の友情や高橋長英演じる葉山勝一郎と楊烈さん演じる中野赳夫との間の60年越しの友情がエピソードとして絡みます。日本人と台湾人との間の愛情、友情が物語の主軸になっています。
物語の頃、僕は台湾に住んでいた
普段、食レポとレシピメインに書いている僕が突然ドラマの話を書いているのには理由があります。このドラマの舞台は2000年頃から2016年までの台湾。僕は2014年から2017年まで台湾に駐在していました。ですので、この頃の台湾の街の風景は心に刻み込まれています。
こんな街に住んで、
こんなところに遊びに行ったりしていました。
ドラマの中で、春香が初代iMacを持っていたり、事務所のPCがCRTだったりと細かい小道具、大道具があの頃らしくてジンとします。春香のアパートの扉が、鉄の扉との二重ドアになっているのも懐かしかったです。最近無いらしいですね。
僕は安西さんのように単身赴任でした。ですので、安西さんに対するユキのような存在の台湾の女性の友達もいました。決して一線を越えることはなかったけど、悩んでいる時は本気で心配してくれるような、温かい心を持っている人でした。
ドラマを見ていると、台湾で暮らしている頃の思い出が走馬灯のように思い出されます。
エンディングテーマも素敵
エンディングテーマはChendyという人が歌う「つながる心」という曲です。日本のNHKでは中国語版が、台湾の公視では日本語版が流れます。こんなところも相手の国を尊重する心が現れているようです。
NHKで流れる中国語版「つながる心」
公視で流れる日本語版「つながる心」
こうやって聴き比べると、中国語のほうが言葉ががメロディに乗ってより美しく聞こえます。Chendyさんの歌もちょっと切なく響いて、ドラマの後味を良くしていますね。
このブログを見た人はもう放送が終わっているかもしれません。公視で放送されているのでYoutubeに乗っているかなと思いましたが、流石に乗ってませんでした。どうしても見たい人はNHKオンデマンドで有料で配信を見ることになります。でもそれでも見たいと思わせるドラマになっています。
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あーっ、僕も台湾に帰りたい。。。。