コロッケと言うと面倒くさいのはマッシュポテトを作る過程ですが、ポテトサラダをベースに使うと後は衣をつけて揚げるだけでコロッケが作れます。
ベースは業務スーパーのポテトサラダ
ベースには業務スーパーのポテトサラダを使います。このサラダ、コスパ的に非常に優秀で、1kgで370円です。これなら自分でじゃがいも茹でて潰すより安上がりです。
水分調整は粉末おから
これはもうコロッケのタネとして完成された状態ですが、最初はもっと水分の多い状態になっています。水分を減らすには粉末おからを使っています。300gぐらいのポテトサラダに対して大さじで3-4の粉末おからを入れるとちょうど良い固さになります。粉末おからは盛大に水分を吸う割には匂いがつきにくく食感にも影響を与えません。パン粉でも同じ効果が期待できますが、粉末おからのほうがより効果が大きいです。
バッター液は粘度が大切
ポテトサラダには味がついているので、あとは衣をつけて揚げるだけです。衣はコロッケのような柔らかいネタだと粉をはたいて生卵をつけるより、バッター液にくぐらせたほうが楽です。ここで、今まではバッター液を天ぷらの衣と同じぐらいの粘度で作っていたのですが、どうしてもパン粉が思うようにつきませんでした。
今回バッター液の粘度を大幅に上げ、お好み焼きの衣をちょっとゆるくした程度の粘度に上げたところ、パン粉がきれいに付きました。また、天ぷらの衣と異なり、泡立て器を使ってしっかり混ぜた方が良いです。
パン粉はたっぷりつける
パン粉も余るの覚悟でたっぷりとバットに入れて、バッター液につけたコロッケのタネをパン粉の海の中で泳がせるようにして満遍なくパン粉を付けます。
170-180℃で衣の色が変わるまで揚げる
あとは普通の揚げ物と同じように170-180℃の油で衣の色が変わるまで揚げます。元々生でも食べられるネタですので、衣がカリッとすればOKです。揚げ物をする時は温度調整付きのガスコンロやIHコンロを使うと手放しで温度調整できるので便利です。うちで使っているのはこんなIHコンロです。普通のガスコンロと温度調整付きのガスコンロの値段の差額より安いです。
油をよく切ってお皿に盛る
バッター液もパン粉も油をよく吸いますので、クッキングペーパーを使ってよく油を切ってからお皿に盛ります。
あとはお皿に盛り付けて、付け合せをつければ完成です。
今回、つけあわせは特に用意していませんでしたので、これで終わりです。
コロッケをつくると大抵2時間ぐらいかかってしまいますが、これは揚げ終わるまでで30分で完成しました。
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