今年もサンマは不漁が続き、値段も高く高級魚になりつつありますが、イワシは逆に豊漁続きで、新鮮なイワシが安く手に入ります。そんなイワシを煮るだけで美味しく食べられるメニューです。
イワシの生姜煮
イワシは鮮度勝負
イワシはサンマやサバ以上に足の早い魚です。最近はスーパーも流通が早くなって漁港から2日で店頭に並ぶようになってきました。下のイワシは50%引きになっていますが、おそらくまだ水揚げ後3日でしょう。まだキラキラと銀色に光っています。
下ごしらえは特になし
スーパーで売っているうるめいわしははらわたと頭を取り除いてありました。こうなれば、もうあとは下ごしらえは要りません。イワシのウロコは柔らかいので取り除く必要がないためです。背骨を取ってしまうと煮ている間にばらばらになってしまいますので、背骨は付いたまま煮ます。
薬味は生姜とネギ
薬味は生姜とネギ。ネギは普通に長ネギで良いのですが、今年は長ネギが高いので小ネギを使いました。
煮る
以下の材料を鍋に入れて煮ます
イワシ 4匹
生姜 1かけ
小ネギ 4本
日本酒 100CC
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ2
最初中火で煮立たせ、沸騰したらとろ火にして20-30分煮れば出来上がりです。水分は水ではなくお酒を入れるのがミソです。これで柔らかく、香り高く煮ることができます。
完成
煮えたら、汁ごとお皿に盛って完成です。煮る時間が20分ぐらいだと骨まで食べることはできませんが、背骨以外は全部食べられますので、手が汚れることも有りません。
夏の味のイワシの生姜煮。意外にさっぱりしていますので夏バテ気味の胃にもすっと入ります。
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