前回、甘酒のレシピを貼りました。甘酒は冷やしたり温めたりして飲むのももちろん良いのですが、料理の材料にすることもできます。
豚ロースと赤魚の甘酒味噌焼き
まず甘酒を作る
まず、米1合でお粥をつくり、60℃以下に冷めてから乾燥麹1合を加えてからヨーグルトメーカーで60℃にセットして、5時間以上置けば完成します。下のレシピでは、美味しく飲むために最後に火入れをした後でブレンダーで滑らかにしていますが、今回は麹の酵素を活かしたいので、火入れはしていません。
全粥で作った甘酒はけっこう固形分が多くて、お粥のような外観ですが、これは麹を入れて10時間発酵させた甘酒です。甘みと旨味が詰まった調味料としても使えます。
甘酒はヨーグルトメーカーさえあれば簡単に作れます。
味噌を入れて漬け味噌を作る
甘酒50CCぐらいと味噌大さじ2ぐらいを合わせて漬け味噌を作ります。他に入れるものはなく、甘酒と味噌だけです。味噌も麹食品ですので、味の面でも相性が良いものです。
肉と魚を漬け込む
タッパーの中で漬け味噌を作りましたので、そのまま肉と魚を入れてしまいます。今回は赤魚でそれほど生臭くないので良いですが、青魚を入れる場合は他の材料と混ざらないように容器を別々にしたほうが良いかもしれません。
焼く
4-5時間、ないし一晩漬け込んだ後は、焼く前に手で漬け味噌をだいたい払ったら。フライパンで普通に焼くだけです。焦げやすいので中火にして、何度か途中でひっくり返します。また蓋をして、蒸し焼きでも火が通るようにしておくと良いと思います。
完成
ほぼ5分づつ両面を焼けば完成です。
豚肉は普通に焼くと縮まって固くなるのですが、これは全く固くなく、すごく柔らかいです。更に麹の酵素の役割で、旨味がギュッと濃縮され、噛みしめるごとに口の中に旨味が広がります。
甘酒を作ったら、飲むだけでなく、このように料理の材料にするのも良いのではと思います。
酒粕の代わりに汁物に入れるのも良いと思います。甘酒がまだ残っているので、今度は汁物に挑戦してみようと思います。
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