松屋にはいつも2-3種類の期間限定メニューが置いてありますが、今、創業祭り第2段として、黒毛和牛100%ハンバーグが出ています。
黒毛和牛100%ハンバーグ
第2弾として販売する新商品「黒毛和牛100%ハンバーグ」は、黒毛和牛を100%使用し、赤身の旨味とジューシーさを凝縮したハンバーグに、赤ワイン風味の特製ソースを絡めた贅沢な逸品。
クリーミーな口当たりがクセになるマッシュポテトとの相性は抜群です。
松屋渾身の黒毛和牛100%のようですが、材料費の影響か、松屋のメニューとしては値段高め。ファミレスより少し安いかなという絶妙な値段設定になっていました。
メニューに元々「お時間がかかります」と書いてありましたので、時間がかかるのは予想していました。待つこと約10分、あとから注文した焼き肉と牛丼4-5人に抜かれてからコールされました。
鉄板の上にハンバーグとポテトが乗り、丼飯と味噌汁はいつもの松屋定食です。
肉感の強い密度の高いハンバーグ
ハンバーグは、大きく分けてふんわり系とみっちり系があります。ふんわり系は切った途端に肉汁がドバーッと出てくるタイプ、みっちり系は肉々しさが高く、「肉を食べた」という満足感が高いタイプです。
このハンバーグはお箸で割っても肉汁が溢れてくることはなく、切る時もかなり箸に抵抗を感じる硬めの仕上げになっています。分類でいうと、肉々しさ追求のみっちり系です。
ポテトはトロトロ
付け合せのマッシュポテトはハンバーグのみっちり感に対象的にトロトロの仕上がりです。お箸で食べることはほぼ出来なくて、スプーンが大活躍します。デミグラスソースも絡みまくるので、濃厚な美味しさです。
ハンバーグとポテトにデミグラスソースを絡めながら食べていると、一見かけすぎているぐらいに見えるデミグラスソースですが、ちゃんと最後にはほぼ無くなります。余ったら最後にご飯にかけようと思っていたのですが、ごはんにかける分はありませんでした。一方で、ハンバーグとポテトがデミグラスソースと相まって、ご飯とよく合い、おかずが無くなる前にご飯がなくなってしまいました。
ご飯がお皿で出てきて、スープが味噌汁でなくてオニオンスープだったら、本格的な、洋食屋のハンバーグ定食になるクオリティがありました。それを丼飯と味噌汁で出すのが松屋流と言ったところです。
最近の松屋はいつも「これじゃない。でもこれはこれで良い」という仕上がりになっています。
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