吉野家の夏メニューとして、先日牛たん麦とろ御膳を紹介しましたが、夏メニューはこの他に牛皿麦とろ御膳とねぎ塩豚丼があります。
牛皿麦とろ御膳
まず、牛皿麦とろ御膳です。麦飯ととろろは牛たん麦とろ御膳と一緒で、メインが牛たんではなく牛皿という構成です。
オクラが付くのも同じ構成です。牛たん麦とろ御膳は牛たんがメインですが、そのメインを外して脇役だけで頑張る構成です。牛皿も吉野家のメインスターではありますが、牛たんと比べると役者不足は間違いありません。
頑張る脇役
そうは言っても、脇役の麦飯ととろろも捨てたものではありません。ポロポロプチプチした麦飯をねっとりとしたとろろでまとめてオクラとともに搔き込むご飯はそれだけで完成しています。
とろろは長芋のようなあっさりしたタイプではありません。本当の山芋か大和芋を混ぜているのではと思います。コスト的に全部が山芋とは思えませんけど。
オクラも彩りとしていい仕事をしています。ネットリ系の野菜ですのでねっとりしたとろろとの相性も良いですよね。
お店のポップでは更に牛皿の肉も乗せていますが、今回はこれで、牛肉はおかずとして食べました。あっさりとした味もなかなか良いものです。
でもやっぱりこうなってしまう。とろろとオクラがあると、いつもの牛丼がよりあっさりと、夏らしくなりますね。600円という値段は微妙ではありますが、公式アプリでほぼずっと50円引きのクーポンが付いていますので、値段的にも合格点かなと思います。
ねぎ塩豚丼
こちらは、牛たん麦とろ御膳の牛たんにかかっている塩だれを使った豚丼です。
塩だれを絡めた豚ロース焼き肉の上に刻んだ長ネギが乗っています。柚子胡椒ではなくかぼす胡椒がついています。
なんで牛肉じゃないのかなと思っていましたが、この塩だれは豚肉のほうが合いますね。かぼす胡椒もよく合っています。ちょっと厚めに切った豚肉の歯ごたえが牛たんを思い出させます。
ひょっとして、豚塩だれ焼き肉麦とろ御膳を作ったら、コスパの良い美味しい定食ができるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうかね、吉野家さん。
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