白身が固まっていなくて、黄身だけ固まっているゆで卵を温泉卵と言います。スーパーで茹で上がっているのを売っていますが、6個で200円ぐらいと結構高いです。温泉卵は温度設定だけで出来ますので、ヨーグルトメーカーの保温機能を使って、自分で作ってみました。
温泉卵とは
温泉卵は、卵黄と卵白の凝固点が異なることを使っています。卵黄の凝固点より高い65℃~68℃ぐらいをキープしておくと、卵白は半ば固まり、卵黄が固まった温泉卵が出来上がるという理科実験のような仕掛けです。
ポイントは温度
ですので、ポイントになるのは温度となります。何回か作ったのですが、最初のお湯の温度がキーポイントになるようなので、温度計を買いました。
70℃のお湯に卵を入れる
おそらく、お湯の温度を70℃にして、卵は常温に戻したところからお湯に入れた方がうまくいくと思うのですが、時間がなかったので冷蔵庫の卵をそのまま73℃のお湯に入れてみました。3℃分は冷蔵庫の冷えた卵を温める分です。
ヨーグルトメーカーのヒーターを過信しない
ヨーグルトメーカーのヒーターは機種により違いますが、20W~30W程度しかありません。従って、保温は出来ますが、加温は出来ないと思った方が良いです。ですので、最初の湯温が大切になります。逆に熱湯を入れてしまうと普通のゆで卵になってしまいます。
ヨーグルトメーカーで保温(加温)する
温度は68℃にセット、時間は2時間としましたが、2時間だと少し固まりすぎるので、1.5時間ぐらいで取り出すようにしました。
完成
出来上がったら瓶から卵を取り出して、水で冷やしたのち、器に割り入れてみました。白身が半ば固まった状態となっています。黄身は冒頭の写真に示したようにほぼ固まっていて、ちゃんと温泉卵が出来上がっていました。
最初の温度設定だけ気をつければ、あとは手間いらずでした。
使用した調理器具
調理器具は他にも応用が利きますので合わせて約5千円は、高くないと思います。
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