お正月にちょっと豪華に見えるけど簡単な料理として、ローストビーフを作りました。今回もヨーグルトメーカーを使った低温調理。ただし、機種変しています。
ヨーグルトメーカーでつくるローストビーフ
材料
牛もも肉 約600g
玉ねぎ 1/2個
塩 大さじ2ぐらい
胡椒 大さじ1ぐらい
砂糖 大さじ1強
作り方
下ごしらえ
牛もも肉は出来るだけ太い筋が無いものを選びます。筋があった場合は料理ばさみや包丁で2cmおき位に切り込みを入れておきます。
肉の表面にまんべんなく塩・胡椒・砂糖を擦り込むようにかけてゆきます。その後、ジップロックに入れて、一晩(8時間程度)冷蔵庫の中で寝かしておきます。
表面を焼く
まずフライパンにオリーブオイルを大さじ1位入れて熱した後、スライスした玉ねぎを入れて炒めます。セロリやパセリがあれば一緒に炒めると香りづけになります。セロリならば葉の部分、パセリなら軸の部分で構いません。捨てる場所でも香りづけには使えます。
肉の表面を焼く
肉の表面をまんべんなく焼きます。後で低温調理で火を入れますので、ここでは焼き目がつけば大丈夫です。このように切ってある肉の場合は4面とさらに端面も焼き目を付けます。
玉ねぎごとジップロックに入れる
炒めた玉ねぎごとジップロックに入れ、空気を抜きながら封を閉じます。ここで玉ねぎがうまい具合に隙間を埋める役割を果たしてくれます。低温調理の場合、ジップロックと材料の間に空気が残っていると、空気が断熱材になってうまく熱が伝わりませんので、この場合の玉ねぎの様に隙間を埋める材料が一緒だとうまくいきます。
ヨーグルトメーカーにセットしてお湯を張る
ヨーグルトメーカーの内容器にジップロックに入れた肉をセットし、50-60℃にしたお湯を張ります。水にしないのは、ヨーグルトメーカーはヒーターの出力が数十ワットと小さく、水を60℃程度に温めるまで1-2時間かかってしまうためです。この機種も、ヒーター出力は25ワットしかありません。
58℃で5時間加熱する
今までのヨーグルトメーカーは温度設定が25℃、40℃、60℃の3種類しかありませんでしたが、今度の機種は25℃~70℃の間で1℃刻みの温度設定が出来ます。形状は1リットルの牛乳パックがそのままセットできる形です。縦型で設置場所を取らないのと、ヨーグルトを作る場合、牛乳パックでそのまま作れて、洗い物が減るのがメリットとなり、多くのメーカーから出ています。この機種の優れているところは、温度設定上限が70℃になっているところです。70℃になれば、チャーシューも作ることができます。他のメーカーは大抵最高温度設定が65℃になっていますので、この差は効きます。ところがアマゾンの製品紹介では温度設定範囲が25℃~65℃になっています。実際には70℃まで設定可能です。
メーカーサイトはこちらです。
5時間の過熱が終われば、取り出してスライスすれば出来上がりです。
完成
見事にレアに仕上がりました。もう少し表面を焼き込んでも良かったかもしれませんが、芯のところは赤みが残りますが血が滴ることはなく、ちゃんと過熱されています。軟らかく、肉の味もしっかり感じられ、良い感じに仕上がりました。
この機種なら、鶏ハム、チャーシュー、コンフィなど今迄炊飯器で作っていた料理も作れそうなので、期待しています。良い買い物をしました。
過去のレシピ