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さよなら平成、こんにちは令和滝行

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今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

普段、滝行でお世話になっている足柄修験の会のブログにて、こんな告知が出ていました。普段は自分のスケジュールと会のスケジュールが合わないこともあって、滝行会ではなく、単独行で滝行をすることが多くなっていたのですが、今回は平成最後の日も、令和最初の日も参加可能でしたので、久しぶりに足柄修験の会の滝行会に参加してきました。どうせなら、平成最後も令和最初も両方参加しようということで、2日連続でエントリーしました。平成の垢と穢は平成のうちに流して、令和になったら新たな良い気を受け取ろうという算段です。

ameblo.jp

 

さよなら平成滝行

まずは、4月30日に行われたさよなら平成滝行です。新松田駅に9時に集合です。天気が良ければ新松田駅の跨線橋から富士山が見えるのですが、この日は生憎の雨ということで、どんよりとした景色が見えていました。

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(晴れていれば、この方向に富士山が見えます)


9時近くなると、滝行会の指導員や主催の人が駅に迎えに来てくれて、その後ハイエースとカルディナに分乗して滝に向かいます。この日は12に人の参加ということで、4-5人はかなりのベテランの様子。更に、日本テレビのニュースeveryの取材スタッフも居ました。平成最後を滝行で締めくくる様子がニュースになるそうです。

車の中では会の主催の市川氏による独演会状態でした。この人、風貌はどう見ても仙人なのですが、話し始めるとどこまでほんとか分からない話がポンポン出てきて面白い方です。

そんな話を聞きながら30分ほどで滝の入口の駐車場に到着しました。ここに滝行会の着替え小屋がありますので、受付を済ましてから着替えをします。

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普通の方は会が貸してくれる空手の道着を着るのですが、僕はいつものように褌一丁に鉢巻だけなので、着替えはあっという間に終わります。

他の方の着替えを待つ間に日テレのインタビューを受けたりしていると、みんな揃ったので、滝へ向かって移動します。

滝までは歩いて5分ぐらい、ゆっくりと坂を登ってゆく感じです。

木々の間から現れた滝、冬であれば氷柱が有るかないか、その他の季節なら水量がどれくらいか、不安と期待が膨らむ時間です。

今日は特に雨が降っているので、いつもより滝が増水していそうな予想でした。

滝と対面

現れた滝はこちら、水量はいつもの7倍ぐらいだそうです。

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落差23mを水が一気に落下しています。

初心者さんが多い時はここでどよめきが起こったりするのですが、この日はベテランさんが多かったせいかみなさん至って平常心のようでした。

このあと、主催の市川さんによる滝の説明、滝の前の不動明王を祀られたお堂に安全祈願、塩とお酒によるお清め、滝に向かって祝詞奏上、船漕ぎと呼ばれる儀式兼準備運動、九字切りという自分の周りに結界を作る儀式などを行って、いよいよ入滝となります。ここまでの時間が30分強。この日は気温が12℃ぐらい、しかもずっと雨が降っていて身体が濡れるため、この時点で既に身体に震えが来ています。

この日の入滝はベテランさんが僕を含めて4人、初心者が8人という事で、ベテラン勢は最初に入滝して、自分で限界と思ったところで出るというスタイルを取りました。

まずは水行

まず最初に滝壺に身体を沈めて身体を慣らします。

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ついに入滝

その後、他の方と1列になって滝に打たれました。増水した滝の水は冷たいというより、痛いです。6階建てのビルの上から落とされたバケツを頭で受けているようなものですのでかなりの衝撃です。

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一番当たりの強いところで1分半打たれた後、滝の裏側に移動して、あとはノンストップ滝行です。その間に前の方では初心者が滝に打たれていました。

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結局、約15分滝に打たれ続けました。

水温12℃ぐらいとはいえ、流水に15分も身体を晒していると、さすがに低体温になりかけています。滝に打たれている間は気合で立っていられますが、上がってから20分ぐらいの間は膝や胴体や顎の激しい震えが収まらず、歩くのもよちよち歩きなので、小屋まで行きは5分だったのが10分以上かかり、着替えるのも手が思うように動かない状態でした。これは、真冬に水温2℃の滝を5分浴びたときとほぼ同じような症状です。慣れてはいますので、慌てることはありませんでしたが、もどかしい感じがします。

でもこの後、体温が徐々に戻ってくるときには、身体の中から熱量がこみ上げてくるのが実感できて、自分が生きているんだという意識を強く持つことができます。滝行をやっていて、自分が一番好きな瞬間です。

夕方のニュースeveryで紹介される

この日の夕方のニュースeveryでは、僕のインタビューを中心に1分ほど紹介されました。インタビューでは色々言っていたのですが、平成に起こったトラブルを平成最後の日にきれいに洗い流せたと言うことでうまく纏めてくれました。

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こんにちは令和滝行

前日の興奮状態が残っていて、あまり寝られずに令和の初日を迎えました。

参加者は約10名、結婚式のサプライズビデオの撮影の方が1組と、この日も今度は令和最初の滝行の取材で日本テレビの朝の番組であるスッキリのスタッフが参加していました。こちらは体験取材ということで、レポーターさんも令和ふんどしで入滝することになるそうです。

この日は雨が上がり、気温も少し高くなっていました。かつ、2日目ということもあってだいぶ余裕が出ていました。余裕があるところで、まずは滝を前に記念写真です。滝の水量は前日より更に増えて、普段の10倍はある感じです。

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前日と同様に安全祈願、祝詞奏上、お清め、船漕ぎ、九字切りと進めてゆきますが、今日は前日のように途中で寒さで震えたりはしませんでした。でも滝の飛沫が容赦なくかかる滝周辺はやはり寒いことには変わりありません。この日の気温・水温は約15℃でした。

水行ー入滝

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前回と同じように、まずは水行で身体を慣らしてから入滝します。

滝の一番強いところに入滝

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今回は折角の増水した滝だったので、流れの一番強いところに立ってみました。23mから落ちてくる水のパワーは容赦なかったですが、何とか真っ直ぐに立っていることができました。

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こんな感じで約15分、耐えきることができました。

その後、スッキリのレポーターも入滝しました。この方、初めてとは思えない堂々とした打たれっぷりでした。僕はその後ろの少しあたりの弱いところで見守っていました。

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放映の方は、彼の勇姿が10秒ほど放映されましたが、残りはこの前に入滝した結婚祝い滝行の方の話題になっていました。全体でも30秒ほどと、ニュースeveryに比べると、物足りない内容でした。

取材は結構受けていて、滝の水に打たれると、お肌が綺麗になるという話題を振ったら、「あ、本当につるつるすべすべですね~、ちょっとお肌のアップを撮らせてもらってもよろしいですか?」とかいう流れもあったので、水卜さんや加藤さんにいじってもらえたら面白かったのですが、ちょっと残念でした。。

滝行を終えて

2日連続の滝行を終えて、今はすごくさっぱりした気分です。平成最後の滝行では平成の垢と穢を洗い流せたと思いますし、令和最初の滝行ではまっさらな状態で滝のパワーを貰うことができたと思います。

 これからも、機会があればまた挑戦したいと思います。

過去の滝行記事 

www.take--chan.tokyo

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