旅行ネタはちょっと休んで、レシピネタ公開です。
最近、アヒージョは色々作るようになったのですが、家族からは「今度はコンフィが食べたい」と頻繁に聞くようになりました。
コンフィというのは、油で漬けた肉を低温調理したものらしい。。低温調理ならお手の物です。
鶏のコンフィ
材料(4-6人分)
鶏もも肉 4枚
塩・胡椒 適量
バジル・オレガノ 適量
ローズマリー 適量
オリーブオイル 適量
調味料はお好みにということで。塩、胡椒はチキンステーキにする感覚でやればだいたいOKです。
作り方
下ごしらえ
鶏もも肉に塩、胡椒をして、バジル、オレガノ、ローズマリーなどのハーブを適当にふりかけます。
面倒な方はクレイジーソルトを振りかけると良いと思います。クレイジーソルトへの愛は、こちらのやままさんのブログでも語られています。
味付けが終わった肉は、ジップロックに入れて、一晩冷蔵庫で寝かしておきます。塩分が鶏の脂に染み込んで、一晩の間に熟成が進みます。
加熱調理
加熱には炊飯器の保温モードを使います。コンフィのときに加熱する適温は65℃から70℃なのですが、炊飯器の保温モードは通常70℃に設定されています。シャトルシェフでも良いのですが、こっちのほうが温度計を出す必要もなく、よりお手軽だと思います。
うちは五合炊きの炊飯器ですが、それでもこれぐらいの肉は入ります。
加熱を始める前に、ジップロックにオリーブオイルを入れて、空気抜きをします。オリーブオイルの量は、ジップロックの空気抜きができれば良いのですが、今回は100ccほど入れています。
お湯をお釜に入れた後、肉の入ったジップロックを入れます。
今回炊飯器の中が目いっぱいになっているのは、家族の「えー(-_-;)また鶏肉ぅ?」というブーイングに負けて、目鯛の半身も同じようにジップロックに入れて投入しているためです。目鯛の方はジップロック(小)なので、オリーブオイルは50ccぐらいです。骨がジップロックを突き破るので、ペーパータオルでくるんだ上でジップロックに入れてあります。
炊飯器が無い方は、炊飯を含めて普通のヒーター式かIH炊飯器で充分だと思います。ヒーター式なら1万円以下、IHなら1万5千円以下でてに入ります。かまど炊きとか真空炊きとか3万円~5万円もするような高いのもありますが、気合を入れてご飯を炊くつもりなら土鍋でガスで炊いたほうが美味しいし、土鍋なら3千円で手に入ります。
例えばですがこのレベルで普段使いは充分だと思いますよ。
加熱
炊飯器の保温モードで、2時間ほど加熱してゆきます。
完成
出来上がりはこんな感じです。低温調理ならではの柔らかいジューシーな味が楽しめます。バジルとローズマリーの香りもいい感じです。
目鯛のコンフィもこんな感じに出来ました。
つけ合わせは、ブロッコリーやアスパラを、コンフィの残りのオリーブオイルで炒めたものです。オリーブオイル多めにしたので、炒め物というよりアヒージョに近い感じです。
油をたくさん使うのと、時間がかかるのが難点ですが、意外と手間はかかりませんでした。
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