日本で、インド料理って言うと、カレー(チキンカレーとかマトンカレーとか、せいぜいバターチキンぐらい)とナンってイメージになりますが、実際にインドに行くと、もっと主食もおかずもいっぱいあることに驚かされます。先日インド・ムンバイに出張に行ったので、その食事をレポートしてみたいと思います。
1日目
行きの機内食
行きの飛行機の機内食からタンドリーチキンにしました。サフランライスとスパイシーなチキンがよく合いました。インド便だとやはりタンドリーチキンの味も本格的な気がします。
2日目
朝食
ポテトパラタ
泊まったホテルの朝食ビッフェでは各種インド料理を楽しめました。最初の朝食はポテトパラタ。
パラタっていうのは、厚手のチャパティのようなもの。全粒粉で作った生地を鉄板で焼いたものです。この日はじゃがいもを入れているアル・パラタです。モチモチとした生地が美味しく、味がついているので、このままでも食べられますし、カレーに浸して食べても美味しいです。
マンゴーヨーグルト
ヨーグルトも普通にたくさん食べます。マンゴーヨーグルトにカットフルーツを入れたもの。甘みがそんなに強くなく、美味しかったです。
夕食はパニールティッカとビリヤニ
夜はホテルから歩ける範囲でレストランを探しました。入った店はベジタリアンのレストランでした。
パニールティッカ
パニールっていうのはカッテージチーズの事ですね。ベジタリアンでも乳製品はOKなので、チーズ料理が多かったです。チーズをタンドールで焼いたもののようです。マイルドな中にもちょっぴりスパイシーで美味しかったです。ベジタリアンの店だとビールが無いのが寂しいいところ。
ここでもヨーグルト
どのお店でも大抵ヨーグルトがついてきます。この店はビリヤニが結構辛かったので、ヨーグルトで中和しながら食べてました。
野菜サラダ
野菜サラダは普通です。ドレッシングがちょっとスパイシーでしたが、辛いほどではありません。
ビリヤニ
メインはビリヤニ。インドの炊き込みご飯です。スパイスがしっかり効いて、辛くもあり、香りもよく、美味しかったです。でもこの分量で1人前の1/3ぐらいで1人前がすごく多い。結局食べちゃいましたが、かなりのボリュームです。
チャイ
チャイは極甘ですが、スパイシーな料理を食べた後だと極楽の味です。
3日目
朝食
カレーっぽいスープなどとサモサとハム
ハムは洋食コーナーに有ったものです。
ドライフルーツとナッツ入りヨーグルト
バナナヨーグルトにドライフルーツとくるみを入れてみました。甘酸っぱさと香ばしさのハーモニーがかなり美味しかったです。
ウッタバム
ウッタバムというのは、米粉と豆の粉を混ぜたものを焼いたもの。見た目はお好み焼きそっくりですが、干しエビのようなものは乗っており、食感と味、香りもお好み焼きそっくりです。お好みソースをかけて食べたいレベルです。
昼食は社員食堂
チャパティ等
昼食は訪問先の社員用食堂で食べました。カレー各種にチャパティ、パパド、ヨーグルトと盛りだくさんでした。スパイシーでありながら辛すぎることはなく、非常にレベルが高かったです。社食でこんな食事ができるなんて羨ましい。
夕食はちょっぴり贅沢
キングフィッシャー
夕食はやっとお酒が飲める店に行きました。
ビールはやっぱりキングフィッシャーですね。日本のビールほど苦味はないですが、東南アジアのビールほど薄味でもない感じです。カレーを始めとするインド料理にはやはりベストマッチだとおもいます。
タンドリーチキン
やっと登場したタンドリーチキン。インド料理の王道だと思います。そう言えば、これはタンドリーチキンといいつつ、骨付きもも肉ではなくボンレスでした。少し辛目のスパイスがビールにとても良く合いました。南インドは全般的に唐辛子のようなピリ辛なスパイスがメインになる印象があります。でも日本人が食べて食べられないほど辛くはない。
マトンターリー
メインディッシュはインドの定食に当たるターリーにしています。マトンマサラとチャパティ、野菜炒めとスープ、それにライスです。右側のものはスープですが、日本で言えばスープカレーみたいな感じです。具は豆でした。
マトンマサラ
メインの中心はマトンマサラ。マトンの角切り肉をスパイスでじっくり煮込んだものです。マトンは長時間煮込まれてホロホロになっていますし、スパイスのお陰で一切臭みはありません。やっと羊が食べられました。満足の一品です。
4日目
朝食
マサラドーサ
泊まったホテルは、インドの主食のバラエティが豊かでした。最終日はドーサというクレープのようなものにしてみました。中には茹でたじゃがいもにスパイスを和えたようなものが入っています。
パイ生地でクレープを焼いたようなパリパリサクサクの食感です。
サモサ
おかずにはサモサとじゃがいものカレー煮込みのようなものを取ってみました。
ほぼ一週間カレー三昧でしたが、全く飽きることはありませんでした。カレーの奥は深いですね。
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