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食レポ 蒲田のディープなネパールレストラン マダル

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最近は会社帰りに川崎や矢向ではなく、蒲田でご飯を食べることが多いのですが、今回はとってもディープなネパール料理です。

ネパールレストラン マダル

入り口がディープ

マダルは蒲田駅前ではありますが、ネットカフェや消費者金融、日焼けサロン、風俗店などが入居する怪しすぎる雑居ビルの6階にあります。

僕はもうこういう店は慣れっこというかむしろ好物なので良いですが、小心者には入れない店ですよね。6階は、おそらく風俗店とみられるメンズクリニックと日焼けサロンとネパールレストランが入居しています。

エレベーターを降りて日焼けサロンの反対側に行くと、なぜか石積みの壁が現れ、そこから入るようになっています。おそらくスナックの居抜きなんじゃないかと思います。

メニュー

普通、ネパール人がやるお店はインネパと言って、「ネパール人が作るインド料理」なのですが、このお店はインド要素は殆どなく、ネパール料理のお店になっています。なので、メニューもパゴタとかトゥクパとかカザとか聞き慣れないものばかりです。チャウミンはよく見かけますが、インド料理ではなくネパール風の焼きそばです。

羊の色々なメニューもあります。羊好きな人と行くと楽しそうですね。一人だとこんなに頼めないので今回はパスします。ビールも日本のビールの他はエベレストビールとネパールアイスで、キングフィッシャーはありません。かなり徹底しています。

この日は18時頃の訪問だったのですが、まだランチメニューを頼んで良いということだったので、ランチのタカリカーナセットを頼みました。多分ネパールの定食であるダルバートの類でしょう。

マンゴーラッシー

セットなのでソフトドリンクが付いています。マンゴーラッシーを頼みました。ジョッキになみなみと注がれています。マンゴーソースはかなり甘いです。

店内

店内は居酒屋風の質素な木のテーブルと椅子が並んでいました。この形だとスナックの居抜きじゃなくて居酒屋の居抜きなのかなぁ。入り口の石積みが謎です。

タカリカーナセット

やはりダルバートのようなものでした。ご飯の周りに日本の漬物、アチャール(ネパールの漬物)、ネパールのバター、じゃがいもの炒めもの、小松菜の炒めもの、チキンカレー、ダルスープ、マトンカレーと並んでいます。ご飯の上にはパパドが一枚だけ乗っていました。

じゃがいもの炒めものはそんなにスパイシーではなく、お惣菜風な感じでした。

アチャールもそんなに癖がなかったです、まだ古漬けにはなっていない感じ。

チキンカレーは鳥の手羽元がたっぷり入っていました。スパイスはかなり効いていて、特にカルダモンが粒のままたくさん入っていました。僕はカルダモン好きなので、こういうの大好きです。

ダルスープは辛さは殆どなくて優しい味。豆はこうすると見えませんがすごくたくさん入っています。

マトンカレーもスパイスが相当効いています。マトンは骨付きで、カレーによく味が出ていました。

蒲田は日本に出てきたネパール人のコミュニティが出来ている街らしく、この日のお客さんもネパール人2組でした。味の方も日本人受けは狙って無く、ネパール人のためのネパール料理になっていると感じました。ある意味本場の味。店の雰囲気も日本を全く感じなかったです。こういう店もたまにはいいです。

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