松屋系列のカレー専門店となるマイカリー食堂で、タイチャイニーズの有名なカレー料理であるプーパッポンカリーを出しています。
プーパッポンカリー
プーパッポンカリーとは
「プー」がカニ、「パッ」が炒める、「ポンカリー」がカレー粉を意味していて、カニやソフトシェルクラブをチリインオイル（甘辛味噌油）で味つけして炒め、牛乳入りの卵液を混ぜ合わせて熱した料理です。 チリインオイルは「トムヤムクン」の味つけにも使われる、日本人にもすっかりなじみ深い調味料です。
プーパッポンカリーはタイチャイニーズの老舗、ソンブーンが有名です。僕も何度かバンコクで食べたことがあります。カレーという名前とはちょっと離れた、卵と渡り蟹とココナッツミルクの甘さが際立ち、カレーは香り付けに控えめに主張している感じでした。
これは本家ソンブーンで食べたプーパッポンカリーですが、これをマイカリー食堂がどう実現しているのか、興味津々です。
メニュー
メニューは期間限定おすすめメニューのタブにあります。メニューの写真はカレーの中にカニが入っている感じで、上のバンコクのプーパッポンカリーとはちょっと違いそうですがどうでしょうか？
ちなみにプーパッポンカリー販売店はマイカリー食堂全店ではなく、三鷹店、板橋本町店、上野店、赤坂店、高田馬場店、練馬高野台店、水天宮店、豊田店、梶が谷店のみとなります。
やっぱりこれじゃない
出てきたカレーはカレーの中に渡り蟹が埋まっていてその上にココナッツミルクが回しかけられている感じのもの。ソンブーンを知っている人が食べたら、これじゃない感が満載です。
でもこれはこれでありかも
でもこれはこれで、カレーの中に渡り蟹の香りがして、ココナッツミルクの甘みも感じられ、掻玉にした卵のふわふわ感もありますので、これはこれで、美味しく纏まっていると思います。
辛さはマイルドか中辛がおすすめ
プーパッポンカリーは元々カレーらしくない、辛みがあまりないカレーですので、辛みは少なめの方が多少なりともオリジナルに近くなりそうな気がします。僕は辛口で頼んでしまったら、カレーに渡り蟹が埋まっている感じになってしまいました。マイルドぐらいなら、渡り蟹と卵とココナッツミルクの甘みをもっと感じられたかもしれません。
もし、辛みに満足が行かなかったら、卓上に辛みスパイスがありますので、食べ始めてから辛みを追加することも出来ます。
牛すじカシミールカレーも良いかも
同時期に販売されている期間限定メニューでは、牛すじカシミールカレーもあります。これも本格インドカレーとは別物になっている可能性が高いですが、牛すじがたっぷり入っていれば美味しい一品になっていると思います。
