前回、元町公園プールに行った後の話メインで書きました。
このプール周辺はお散歩するにもいい感じの場所が多いので、今回はプールに行くまでの道すがらを中心に書いていこうと思います。
元町厳島神社
元町公園プールに電車で行くときは、最寄り駅は石川町、そこから元町に向かって歩いて行くのですが、プールへの近道は元町商店街より一本山側の道になります。
信号を渡って少し歩くと、右手に立派な鳥居が見えてきます。元町厳島神社です。
こちら、キヨスイさんのブログで素敵に紹介されています。
小さな神社ですが、とても雰囲気の良いところです。
鳥居のたもとには、丸型郵便ポストがまだ現役で頑張っています。
商売繁盛、合格祈願、縁結びの神様みたいですよ。
木立の中の石段を登ると拝殿があります。
拝殿の脇には可愛らしい皇大神宮と金毘羅宮があります。
霧笛楼
さらに歩いてゆくと、素敵なフランス料理屋の霧笛楼があります。
こちら、1981年開業の本格的フランス料理屋さんです。ランチコースで3800円、ディナーコースは8000円からということなので、入ったことはないのですが、素敵な雰囲気です。カフェが併設されていますので、カフェで昭和のひと時を過ごすのも良いかもしれませんね。
元町公園プール
元町公園プールも負けずに昭和の雰囲気満点のプールです。観客席の構造は往年の神宮プールを彷彿とさせますし、シャワーは更衣室にはついていないで、プール脇に設置されている男女共用のものです。しかも冷たさ抜群の水しか出てきません。トイレもプール脇にあって、もちろん洋式便座なんて気の利いたものはありません。完全に昭和の設計のまま、今も生き続けている貴重なプールなんです。
20年前ぐらいまでは、プールの水も井戸水を使っていて、冷たさ抜群のごきげんなプールだったのですが、いつしか普通に水道を使うようになってしまって、まぁ普通の水温のプールになってしまいましたが、ここで泳いでいると、時代の波を忘れて、タイム・トリップした気分になります。
いつものようにのんびり1km程度泳いだ後は、お腹をいっぱいにしてから帰りましょう。
今回も昭和っぽい食堂の花柳(はなやぎ)さんです。
コロッケ定食とか、ハムエッグ定食とか、昭和ですね
店内には、メニューの短冊がぶら下がっています。
店内の雰囲気も絶妙な寂びを感じさせます。
今回は生姜焼き定食を頂きました。
お肉は厚すぎず薄すぎず、脂も多すぎず少なすぎず、泳いでお腹が空いていたのもあってすごく美味しかったです。
横浜って、どこも昭和の雰囲気を色濃く残しているので大好きです。