東京下町エリアには庶民的で低料金の居酒屋や立ち飲み屋がひしめいていますが、その中でも激戦区である鶯谷の老舗焼き鳥屋さんにお邪魔しました。
ささのや
場所は鶯谷南口を出て、言問通りへJRの陸橋を渡って階段を降りたところとなります。お店の看板を写しても、隣のラブホの看板まで入ってしまうのが鶯谷らしいです。
外観
入り口には狭い間口に焼場と入り口が並んでおり、ひっきりなしに人が出入りしています。タレの焼き鳥は焼場の前に並んでいるものをセルフで席まで持っていくスタイルです。料金はどれでも一串70円なので、会計は串の本数を数えます。塩は注文して焼いてもらいます。1ロット3本からですが1本づつの3本でも良いのでお一人様でも大丈夫です。実際、お一人様がかなりいました。
メニュー
メニューはとっても単純で、一串70円の焼き物と、220円からのお酒、そして定番のおつまみが数品といったところです。
店内
店内は4人がけのテーブルが数卓と、カウンターが6席ぐらい。あとは店外にもテーブルと椅子がありますので、寒くない時期には外で飲んでいる方も相当多いです。
串焼き
串焼きはレバー・ハツ・ネギマ・ウインナーにしました。ネギマは葱と鶏肉が別に刺してあります。作業効率はこっちのほうが良さそうですね。
レバーは臭みがなくて柔らかく、ウインナーはちょっと塩が強い感じがしましたが良い感じに焼けていました。
にごり酒
1杯目はレモンハイにしたのですが、写真を撮り損ねました。レモンが強めに効いた、下町仕様のレモンハイでした。2杯めはポスターが出ていたあばれ天龍のにごり酒。ポスターに書いてあるとおり、どぶろくの素朴さを残しつつも、甘すぎない上品な味でした。少し乳酸菌由来の酸味も感じられ、ちょっとマッコリみたいな感じもしました。上品なマッコリと言えばよいのでしょうか。美味しいお酒です。
牛煮込み
メニューでは牛煮込みとなっていますが、牛もつ煮込みです。牛モツと大根、豆腐とこんにゃくというオーソドックスなスタイルで、比較的あっさりとした味噌味に仕上がっています。
冬の寒い季節だと、もつ煮込みとにごり酒は良いですね。調子よく飲んでいると直ぐに酔っ払いそうですので、適度なところで撤退することにしました。
他のお客さんも、根っこを生やしてじっくり飲む人より、さっと来て2-3品頼んでさっと帰る人が多かったように思います。
下町の給水スポットという感じでした。
お会計
レモンハイ | 350円 |
串焼き | 70円×4 |
牛煮込み | 350円 |
にごり酒 | 260円 |
合計 | 1240円 |
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