お友達のブログでも話題になっている北千住の「りんりん」
遅まきながら訪問してきました。
素敵な北千住の街並み
お店に着くまで、北千住の街並みを少し紹介させて下さい。
大橋眼科
アンティークなこの建物は、現役の眼医者さん。
元々、1917(大正6)年に建てられたドイツの民家風の医院(初代院長:故・大橋重義氏)があったのですが、老朽化により取り壊すことに。しかし、惜しむ声も多く、医院の経営者である鈴木英夫氏の意向で旧建物をイメージして改築したとか。前建物とはかなり似ており、さらに都内の近代建築から部材を集めたそうで、数々の歴史を継承していることになります。これからも残って欲しいものです。
横山家住宅
北千住は日光街道の宿場なので、このような宿場町を彷彿とさせる建物も残っています。
安政2年(1855年)に建てられた横山家の住宅で、木造二階建て細格子造り。現在の建物は昭和11年(1936年)に改修されてはいるが、ほぼ建築当初の姿を保っており、足立区の有形文化財に指定されている。
昭和の商店街
その他にもこんな昭和の雰囲気がそのまま残っている商店街があります。
惣菜かざま
更に庶民の台所、惣菜屋さんもあります。コロッケ30円、メンチカツ90円という、庶民の財布に優しい値段設定。夕方には晩御飯のおかずや明日のお弁当のおかずを買い求める人で混雑します。ここのメンチカツは外はカリッと中はふわっとしていて、肉の味も良いのでよく買って帰ります。
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りんりん
お待たせしました。日光街道を渡ってお目当てのりんりんに到着です。街道沿いに看板が出ているので、見つけるのは意外に簡単でしたが、お店の中は狭く、L字型のカウンターを囲んで8脚の椅子が囲んでいるだけです。タイミングによっては待ちますが、回転は早いので雨さえ降っていなければ大丈夫でしょう。でもこれからの季節だと暑いかな。
外観
外観はこんな感じのシンプルなもの。外に面しておみやげコーナーが有ります。
店内
カウンター内は焼きそばを焼く鉄板と、おみやげコーナーの方に餃子の鉄鍋が並んでいます。カウンターの隅の方でラーメンを作っています。こんな感じですから、ラーメン・餃子・焼きそば・カレーライス以外のメニューを拡充するのは難しいでしょうね。
ラーメン
一回目の訪問でラーメン+餃子。二回目の訪問で焼きそばを食べたのですが、一気に紹介します。
ラーメンは典型的な東京醤油ラーメン。澄んだ醤油味の鶏がらスープに中太のほぼストレートな麺です。チャーシューは小ぶりですが、よく煮込まれたホロホロと崩れる美味しいチャーシュー。あとはメンマ。シンプル・イズ・ベストを地で行くようなラーメンです。
餃子
餃子はザクザクと刻んだ野菜に豚ひき肉がよく馴染んだ餡。皮は薄めのパリパリした焼きあがりです。こちらもシンプル・イズ・ベスト。食べ飽きない餃子です。
焼きそば
焼きそばも屋台の焼きそばを彷彿とさせるシンプルなもの。キャベツがしっかりと自己主張しています。ソースは屋台焼きそばのようなドロッとした甘味のあるものではなく、サラッとした甘味控えめのソース。卓上にもソースは出ていますが、ここは胡椒をかけてみましょう。ちょっとスパイシーになって大人の味になった感じです。
いずれも、値段からいくと信じられないクオリティ。ずっと頑張って欲しいお店でした。
お会計
ラーメン | 330円 |
餃子 | 220円 |
やきそば | 280円 |
合計 | 830円 |
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