2月17日に川崎北口がオープンしました。新設エリアには駅ビル施設アトレ川崎の増床リニューアルがされています。そのエリアに新しく出来た、角打ち酒屋業態も有るお店に行ってきました。自販機でぐい呑み一杯単位で買う日本酒が面白いです。
ふるまいやアトレ川崎店
ふるまいやとは
ふるまいやは、「日本の良きものをふるまう」をコンセプトとした石川県・富山県・福井県・新潟県・長野県のセレクトショップです。
ふるまいやHPより(ちなみにまだ川崎アトレ店のページは出来ていないようです)
横浜にも有るふるまいやのHPによると、日本海側、越前・越中・越後の産品を揃えたセレクトショップのようです。都道府県が運営するアンテナショップとは少し違いますが、特定産地の産品を集めるということではコンセプトは一緒のような気がします。
日本酒メニュー
店内は販売エリアと立ち飲みエリアが有り、立ち飲みエリアではグラス一杯単位の日本酒の販売のほか、100円ワンコインで楽しめる日本酒自販機もあります。グラス販売は60mlで300円とちょっとお高め。
日本酒自販機
日本酒自販機は5台備え付けてあります。1台で2種類のお酒を販売できるので、最大10種類のお酒が楽しめます。価格はすべて30mlで100円。お酒の種類は本醸造、純米酒、吟醸酒、純米吟醸酒といろいろありますが、価格的には割り切っています。30mlで100円という価格は、1合で600円ですから、本醸造酒や純米酒としてはちょっとお高め。純米吟醸ならありかなという値段だと思いますが、少しづつ飲み比べが出来るのが面白い。
おつまみメニュー
おつまみは500円皿5種と300円皿5種がカウンターに用意されています。
お酒とおつまみ
おつまみは卵の醤油煮にしました。卵の醤油煮といっても煮卵なので、これで300円はちょっと高い感じもしますが、居酒屋のおつまみとしてはこんなものかなとも思います。お通し代はかからないですし。
お酒の方は福井県の永平寺近くの蔵元である吉田酒造の製品で游の純米吟醸。サッパリとした辛口のお酒です。吟醸らしい雑味のない飲みやすい味でした。
二杯目は新潟市のDHC小黒酒造の作る越乃梅里の純米吟醸。こっちのほうがよりマイルド&スムースな感じでした。純米吟醸らしいサッパリした味で、いくらでも飲めそうです。
2回めは瓶詰め日本酒と袋物おつまみで飲んでみました
販売スペースで買って角打ちスペースで飲むのも可能
販売スペースで売っている一合瓶やワンカップ、袋に入っているおつまみを買って、角打ちスペースで飲むのも可能です。持ち込み料はかからないので、こちらのほうがコスパは高いです。純米吟醸の一合瓶が銘柄によっては400円ぐらいからあります。
ワンカップなど販売されている酒類、つまみも豊富
ワンカップなどの酒類や袋詰のツマミ類も豊富に販売されていて、それらを角打ちスタイルで一杯やるのも可能だそうです。コスパ的にはそっちのほうが圧倒的に良いです。カップ酒は本醸造と純米酒で、3本700円で売っています。
上級者コースとして店頭で販売している量り売りのお酒を角打ちコーナーで飲んでもいいらしいですよ。1合瓶だと600円だそうです。
瓶詰め日本酒と乾き物
2回めの訪問では、販売エリアで売っている瓶詰め日本酒と、乾き物のあられで攻めてみることにしました。お酒は純米酒1合で300円、つまみは8個入りの甘えびあられが400円です。あられは8個入りで売られており、ここでおつまみとして2個食べましたので実質100円です。
飲んだ花垣はこれも福井のお酒。酒米は明記してありませんが酒造好適米とありますので、適当なお米を持ってきている訳ではなく、季節により酒米を変えたりしているのでしょう。蔵元のHPには
厳選した酒造好適米(100%)と越前大野の名水を仕込み水として使用し、丁寧に醸しました。濃醇な米のうまみとふくよかな酸味、コクとキレが特徴です。冷やしてすっきりと、またはお燗でよりふっくらした味わいをお楽しみいただけます。
と出ていました。
ぐい呑みに注いでみるとちょっと褐色がかった色をしています。色と同様、ちょっと癖がありますが、飲みにくさを感じるわけではありません。
甘えびあられは、日本海特産の甘えびを練り込んだあられ。適度な塩味でまさにお酒のおつまみという味でした。
混雑する店内
電車のホームまで1分というアクセスの良さのせいか、夕方はかなり混雑します。ゆっくり飲むなら早い時間からの昼飲みがお薦めです。
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