松戸市役所の近くに、和菓子屋がラーメン屋もやっているというお店があります。ラーメン営業時間帯にお邪魔してみました。
ニコニコ喜久乃家
屋号の前に「餅菓子製造販売・中華・あんみつ」と書かれています。何屋さんなの?と思います。
となりはつけ麺の名店「兎に角」になっていて、向かいは昼は電気屋、夜はおでん屋で営業している「おでんき屋」となっていて、ユニークな店が集まる一角になっています。
店の前のショーケースは、店内に入る入口の横にはラーメンやチャーハンが並んでいます。
店頭の販売カウンターの下には和菓子が並んで居ます。水羊羹や水まんじゅうなどの夏らしい涼し気な和菓子が並んでいました。
メニュー
店内に貼り出されているメニューはこんな感じ。食事メニューと甘味メニューは別れているようで、期待していた甘味食事セットはありませんでした。別々に頼めばラーメン+おしるこも可能ですが、1000円超えになってしまいます。
店内にはお相撲さんの手形がいっぱい。お店の人が忙しそうにしていたので聞かなかったのですが、お相撲が好きなのか、松戸には相撲部屋があるので、お相撲さんが結構来るのか、どちらかなのでしょう。
店内
店内は昭和の時代を濃縮した感じです。席数は4人がけのテーブルが2脚と、カウンター前の席が6席で合計14人座れると思います。
テーブルもレトロな感じ。椅子は小学校の椅子のようです。
半ハヤシ
注文したのはラーメン半ハヤシセット(750円)です。最初に半ハヤシが出てきました。半というより少し軽盛りというぐらいのボリューム感でした。最初は注文を間違えて普通にハヤシライスを出してきたのかと思いました。
ちょっと小盛りだけど、ボリュームたっぷりのハヤシライス。玉ねぎがたっぷりはいっていて、素朴な味のハヤシライスです。市販のルーの感じより本格的な香りがします。一工夫しているのだと思いますが、何をしているのかはよく分かりませんでした。小皿はロールキャベツ
ラーメン
ラーメンは正統派の醤油ラーメン。トッピングはシャーシュー2枚と鳴門巻き、メンマ、ほうれん草が少々、それとわかめです。このトッピングと澄んだ醤油スープが昭和の食堂のラーメンを想起させます。
麺は中細麺で茹で加減はちょうどよかったです。既にハヤシライスで半ばお腹いっぱいになってはいましたが、するするとお腹に入ってゆきました。
チャーシューは豚バラの自家製と思われるもの。小さめの薄切りが2枚、控えめに乗せてありました。
全体としてバランスが良く、コスパも良いと思います。
食事の方は、12時から18時と、営業時間が短いために、うまく時間が空かないと訪問できないところが弱点です。