去年も作ったジンジャーシロップですが、より香りが強く出る作り方がわかりました。
新生姜で作るジンジャーシロップ
材料
新生姜 | 500g |
グラニュー糖 | 200-300g |
レモンジュース(100%) | 50CCぐらい |
作り方
皮を剥く
新生姜は一個が大きいです。これで半分の250g。
最初に皮を剥きます。最終的に佃煮にしてしまい、皮もある程度食べられるので、あんまり真剣に剥かなくても良いです。
千切りにする
シロップを作るのであれば、薄切りにすればOKですが、佃煮は千切りのほうが食べやすいので、最初から千切りにしてしまいます。
砂糖漬けにする
広口瓶に入れて砂糖をまぶしておくと、一晩で生姜から水分が出てきます。
一晩置いておいたものがこちら。水分が出ることによって、生姜の嵩が半分以下に減っています。
水を加えて、炊飯器の保温モードで数時間(3時間以上)置く
ここが今回最大の改良点です。実は、生姜の辛味成分のジンゲオールという成分は熱を加えることでショウガオールとジンゲロンと言う、より香りの強い成分に変化します。
変化が最も進むのは80℃程度。100度を超すと、ショウガオールやジンゲロンも熱で分解してしまい、辛みや香りがなくなってくるそうです。
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その温度であれば、70℃でキープしてくれる炊飯器の保温モードで辛味成分の抽出・生成ができるのではないか?と言う訳で、炊飯器の保温モードで2-5時間じっくり加熱することで、今まで以上に濃いシロップにしようとしています。
今までは、普通に煮てしまったので、ショウガオールやジンゲロンの一部は分解してしまっていたかもしれません。確かに時々全然辛くないシロップが出来てしまい、なぜだろうと思っていたことが有りました。
水は炊飯3合の線ぐらいまでいれました。これで、300CCの瓶で2本のシロップを作ることが出来ます。
ザルで漉して、レモンジュースを加える
ザルで濾してから、レモンジュースを加えると、全体に赤みがかかってきます。うまくいくと鮮やかなピンク色になります。
レモンジュースの分量はお好みにより加減してください。
これで出来上がりですので、保存用の瓶に入れて、冷蔵庫で保存します。
残りの生姜で生姜の佃煮
残りの生姜で生姜の佃煮を作ります。
材料
新生姜 | 500g(シロップの搾りかす) |
醤油 | 大さじ3-4 |
みりん | 50CCぐらい |
日本酒 | 50CCぐらい |
上記材料を鍋に入れて、弱火で30分ぐらい煮るだけです。砂糖の甘味は生姜の方にしみ込んでいますので、甘塩っぱい佃煮になります。
僕はお弁当のご飯のトッピングにしていますが、おにぎりにしても良いし、そのままお酒のアテにしても良いものです。
シロップ利用例
こちらはシロップ利用例です。左の飲み物がモスコミュールです。シロップ30CC、ウオッカ50CCを入れて、炭酸水100CCで割ります。
市販のジンジャーエールより甘さ控えめ、生姜の刺激強めになるし、色もピンク色になって素敵ですよ。
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