富士そばや小諸そばと並ぶ、生そばを使ったスタンド蕎麦チェーンのゆで太郎ですが、11時から始まるセットメニューがお得です。
ゆで太郎
青い看板でおなじみのゆで太郎です。
東京周辺でスタンド蕎麦チェーンと言えば、富士そば、小諸そば、エキナカに多い箱根そば、店数は少ないけど十割そばで頑張っている嵯峨沢などがありますが、ゆで太郎もそんなスタンド蕎麦の一角を占めるお店です。
ゆで太郎は、2017年時点で全国に194店舗を展開しているようです。都内だけで見ると富士そばのほうが多いけど、全国では丸亀製麺、なか卯、はなまるうどんに次いで4位。そばチェーンとしては1位に君臨しています。
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券売機
この手の店によくある、ボタンがたくさんある券売機で食券を購入します。推しのメニューのボタンサイズが大きい券売機。一番上には、中華そばとセットメニューが並んでいて、一番上の右端には日替わり得セットのボタンがあります。
日替わり得セット
店内のPOPがこちら。やはり中華そばと日替わり得セットが推しのようですね。日替わり得セットは平日のみ、11時~閉店までの展開のようです。
ちょい飲みも出来るようになりました
ちょい飲みも出来るようになったようで、プレモルの缶で290円にて提供されるようです。この日は寒くて、ビールより熱燗の気分だったのでアルコールは頼みませんでしたが、そば屋のビールはなかなか良いものです。最近は富士そばでも生ビール提供店が増えてますね。
牡蠣天とじ丼
*牡蠣天とじ丼は「冬の季節メニュー」で、「春の季節メニュー」は海老二種のかき揚げ丼になるようです。
お得メニューは、通常650円のメニューが500円で提供されます。木曜日の冬の季節メニューは牡蠣天とじ丼セットでした。牡蠣天とじ丼は、ミニ丼の上に牡蠣の天ぷらを5個卵とじにしたものが乗っています。
ゆで太郎は、お蕎麦もご飯物も比較的薄味で、優しい味付けになっています。この牡蠣天の卵とじもあんまり醤油の味が濃くなくて、卵の香りがきちんとしていて美味しかったです。牡蠣も中位の大きさがあって、磯の香りが感じられます。これが5個入っていて、お蕎麦も付いて500円はお得です。レギュラー価格の620円でもそんなに高くないと思ってしまいます。
かけそば
セットに付くお蕎麦はかけそばかもりそばから選べます。寒かったのでかけそばにしました。カウンターに揚げ玉が置いてあるので、かけそばでも、たぬきそばにすることはできます。
蕎麦は、チェーン店としては珍しく更科よりの白くてもっちりした蕎麦になっています。味の方も比較的上品な味になっています。そばの色は白いですが、小麦粉がいっぱい入っているわけではなくて、甘皮を取り除いた製粉をしているのだと思います。
蕎麦湯もポットに入ってテーブルに置かれているので自由にお茶代わりに飲めますが、蕎麦湯もそういうそば粉を使っていますので、ちょっと上品な香りです。
薬味色々
ゆで太郎のもう一つの特徴は、薬味の種類が多いことです。唐辛子も七味と一味があり、その他に紅しょうがやすりごま柚子粉など全部で10種類以上の薬味・調味料が常備してありますので、行ったときの気分で味を変えることができます。
久しぶりに訪れたゆで太郎ですが、思いの外進化していることがわかったので、また行ってみようと思います。
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