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食レポ ここは日本か? 西川口探検からザ・プライス内の吉時餃子で夕食

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最近浦和に引っ越しているのですが、以前から西川口の新興中華街には興味があって、いつか行こうと思っていました。この度めでたく西川口が通勤経路途上となったので、会社帰りに寄ってみました。

 

西川口駅周辺の景色 

西川口を降りると、そこはもう中国東北部と見紛うばかりの景色が広がっています。極彩色のネオンで彩られている中華料理屋の看板には日本語が一切書かれていなかったりします。

このへんのお店で羊肉串を食べるのもとっても魅力的なのですが、3-4人いないとつらそうなので、今回はパスをして、一人でも楽しめそうなこちらのお店にしてみました。

吉時餃子

吉時餃子は、西川口から徒歩5-6分のところにある、イトーヨーカドー系ディスカウントストアのザ・プライスのフードコートに入っている店舗です。店の作り方からして、ポッポの居抜きなんじゃないかと思います。ポッポのラーメンよりここのような本格中国人向けお惣菜の方が需要があるのでしょう。

持ち帰りお惣菜

持ち帰りお惣菜コーナーには内臓肉を醤油ベースのタレで煮込んだものや、鶏の足の先を煮込んだものなど、本場の中国の方が日毎おかずにするようなものが並んでいます。それもそのはず、ここからほど近い場所にある芝園団地は中国人世帯が2500と過半数を占めるようになったということですので、本場中国の方の胃袋を満足させる惣菜屋も必要なわけです。

砂鍋米線というのは、土鍋にいろんな具を入れて、うどんのような麺を入れて煮込んだ料理で、冬はマイナス20℃にもなる中国東北地方の郷土料理です。

餃子は主食

餃子は日本人向けメニューでは1人前6個で、定食はご飯も付きますが、本来餃子は主食。そして、だいたい一斤(500g)単位で食べます。僕も大連で食べたことがありますが、皮の厚い水餃子を500g食べるとそれだけでお腹いっぱいになります。

麻辣烫

麻辣烫もありました。これは辛いスープで春雨を煮込んだもの。野菜8種類と肉1種類、麺1種類を選んで作ってもらいます。野菜が多いのでヘルシーそうですが、本場の辛さだと食べられないかもしれません。

店内

店内はどう見てもポッポの居抜き。中国でもこんな感じの作りの食堂は多いので、そんなに違和感はありません。

油条と豆漿

まず中華揚げパンの油条と豆乳ドリンクの豆漿を頼みました。油条は軽く香ばしくカリカリに揚がっていました。豆漿の方は想像とちょっと違っていて、ごまがたっぷり入っていました。

水餃子

水餃子は三鮮にしました。三鮮というのは豚肉と海老と野菜のことです。水餃子としては鮮肉水餃子よりちょっとだけ高級品です。もちもちの厚めの皮に包まれている本格現地仕様です。

タレとしては、黒酢がボトルのままで置いてありました。このぞんざいな感じも現地仕様。この近辺に住む中国東北出身の方はここに来て故郷を思い出しているのでしょうか。

 

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www.take--chan.tokyo

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