現在、大丸東京店で3つの大規模な美術展示が開催されています。展示即売なので入場無料です。美しい絵を愛でた後、お腹が空いたので、近所にあるよもだそば日本橋店にお邪魔しました。
よもだそば日本橋店
よもだそばは最近になって新宿や御徒町に店舗を増やしていますが、もとは銀座と日本橋の2店舗体制でした。そんな老舗の日本橋店は1階は立ち食いのカウンターだけですが、地下には落ち着いたテーブル席もある店舗です。
北海道産えだ豆とトウモロコシのかき揚げそばと半カレー
いつもは岩下の新生姜天そばと半カレーを食べているのですが、今回は夏メニューの北海道産えだ豆とトウモロコシのかき揚げそばと半カレーを注文しました。北海道産えだ豆とトウモロコシのかき揚げそばは、券売機では温かいそばのボタンしかなかったのですが、公式HPのメニューには「冷やしも出来ます」と書いてあります。カウンターに食券を出したときに店員さんが「温かいのにしますか、冷たいのにしますか?」と聞いてくれます。外が炎天だったので冷たいのを頼んだのですが、結構温かいお蕎麦を頼む人も多かったです。
冷たいお蕎麦はぶっかけ麺スタイルでわさびが添えられています。
甘みのあるコーンが美味しい北海道産えだ豆とトウモロコシのかき揚げ
北海道産えだ豆とトウモロコシのかき揚げは、コーンの甘味が優しく、だしの効いたお汁とよくマッチングが取れていました。かき揚げも衣の比率が良く、サクサク揚がってました。
安定のカレー
ここに来たらカレー頼んじゃいますよね。インドカレーでありながら、返しが入っているのでちょっと和風。とろみが殆どないサラサラカレーなので南インド風の感じもします。ココナッツミルクも入っているみたいで、辛いけど優しい味がします。このカレーがお蕎麦屋さんのカレーというのもびっくりです。
よもだそばの由来
店内によもだそばの名前の由来が書かれていました。店主は愛媛県の出身だそうで、伊豫弁でよもだとはいいかげん、ふざけている、ぬけている、だらしない、悪ふざけという意味の言葉だそうです。それも非難するのではなく、しょうがないわねぇという苦笑いのユーモアを交えて言う場合が多いのだとか。そんな遊び心を持って、でもそばは自家製生蕎麦を使い、天然出汁にこだわった真面目な味つくりに徹した味は、本格的でありながら気さくに立ち食いで食べられるこのお店にピッタリの名前だと思います。
野草メニューもあります
野草を食べられるスポットとしても登録されていて、春はよもぎ、夏はヒョウそばなど、野草のメニューがあります。また木曽地方のすんきという漬物を使ったすんきそばを食べられるのも東京ではここだけです。お近くにお出かけの際はぜひお試し下さい。
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