7月末の週末、代々木公園では台湾フェスをやっていました。友達も何人かそれぞれ台湾料理屋に訪問した写真をSNSに上げていて、頭の中が台湾に支配されていたときに、Googleマップで検索した客家料理屋が大当たりでした。
台湾客家料理 新竹
客家料理というのは、福建省と台湾の新竹周辺に住んでいる客家族の料理です。味が濃いのと、高菜や酸菜などの漬物を多用するのが特徴です。
東京で客家料理でググるとこの店を含めた3軒しか出てこない、レアな存在です(しかもそのうち1軒はメニューがちょっとそれっぽくなかったりします)
このお店は店名も台湾の中での客家料理のメッカである新竹を名乗っていますし、期待が持てそうです。
メニュー
メニューは台湾料理と台湾の客家料理を網羅した感じになっています。新竹特産の米粉はスープ入りと炒めたのが両方メニューに入っていますし、客家料理の醤油炒めをご飯に乗せた客家丼もあります。
他のメニューも普通の中華料理が並びながら、客家豆腐とか客家小炒もちゃんと入っていたりします。
小皿料理は台湾料理屋でよくあるラインアップが揃っています。
ランチメニュー
今回ディナー時間帯の訪問でしたが、ランチ時間帯はよりリーズナブルに定食や丼が楽しめる設定になっています。お昼時にも来たいです。
台湾啤酒
諸般の事情で2年以上禁酒していたので、外でビールを飲むのは本当に久しぶり。でもこの店、お冷の提供が無いので、何かドリンクを注文しないといけません。どうせならせっかくメニューにある台湾啤酒でビール解禁です。久しぶりのビール、しかも台湾啤酒は何年ぶりでしょうか。喉に染み渡ります。青島のように苦味の少ないさっぱりした味が乾いた喉にストレートに沁みます。
炒米粉
これのためにこの店に来たといっても過言ではない炒米粉。新竹は台湾で最大の米粉の産地。新竹の強い風が米粉を乾燥させるのに良いらしく特産になりました。
米粉の戻し具合も、炒め方も干し海老の香りも全てが絶妙でした。台湾啤酒の押さえ気味の苦味と共に台湾の風を感じます。
水餃子
中華圏では餃子と言えば水餃子。もちもちの厚めの皮に包まれたアツアツの餃子が美味しいです。ちょっと酸っぱいタレも台湾の味を思い出させます。
レジ脇には無料の台湾ガイドブックが積んでありました。また台湾に行きたくなりました。
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