前回、久しぶりに富田食堂に行ったときに、とみ田系列のとんかつ屋の宣伝が卓上にありました。
食べログでメニューを見たところ、割烹というだけあって、ちょっとお値段高めだったのですが、勝手に自分へのご褒美を発動して食べてきました。
とんかつ割烹とみた
前回の記事にも書きましたが、松戸駅東口はとみ田帝国です。駅前を降りて、右に曲がると順に富田食堂、雷、とみ田と200mの間に3軒のとみ田系列のラーメン屋が連なります。そして、同じ角を左に曲がるとすぐにとんかつ割烹とみたがあります。
入口に親切に価格表示
割烹だと、玄関口はシンプルに入口だけで、メニューや値段が分からないお店が多いですが、このお店はランチメニューが入口に掲示されています。
また、グランドメニューが刺してあります。これを入口で見ている間は店員さんは表に出てきません。メニューを見ながらゆっくりお財布と相談出来ます。
店内
店内は、カウンター席、テーブル席、小上がりとあり、計25席と規模的には丁度よい感じです。飛び込みで入っても席がないことはまずありません。
カウター席からは覗き込めば厨房も見えるようになっていて、料理人さんがキビキビと動いているさまが見えます。
メニュー
メニューは肉の違いで、TOKYO-X、柏幻霜ポークのそれぞれロースの定食、鹿児島黒豚のヒレカツ、カキフライ、エビフライの定食があります。TOKYO-X、柏幻霜ポークはとみ田のチャーシューでも使われている銘柄豚です。
組み合わせたセットメニューもあります。
更には割烹ならではのお酒のお供になるおつまみメニューもあります。
単品メニューも有り、結構メニューは豊富です。
卓上には各種調味料が並んでいますが、とみたらしく、調味料もこだわりの一品です。ソースは自家製、塩はインカの天日塩です。
ごはんも美味しい
ごはんもこだわっていて、笠間の契約農家から仕入れているそうです。なんでごはんが笠間なのかなと思いましたが、ここらへんは養豚業が盛んなので、豚の仕入れに合わせてリサーチしたのかもしれません。ごはんだけでも美味しかったです。
味噌汁も出汁の優しいホッとする味でした。
漬物はきゅうりの浅漬。こちらも手抜きのない味になっています。
貫禄のとんかつ
やっと本編のとんかつです。柏幻霜ポークの200g特選上ロースにしようと思ったのですが、この日は夜閉店1時間前だったので既に品切れになっていて、160gの上ロースにしました。それでもこの貫禄です。定食で1800円とこのお店では一番安いメニューとなります。
肉は3cm厚ぐらい、かなり厚めに切ってあります。しかし、硬さを感じることは無く、それでいて肉の歯ざわりはしっかりと感じられます。噛みしめるとともに肉の旨味が口の中に広がります。
テーブルの案内には一口目は何も付けずに、二口目は塩、三口目を醤油、四口目をソースでと書かれていましたが、柏幻霜ポークは何も付けないとちょっと物足りなく、塩で食べるのが一番肉の味が引き立ったように思います。残念ながら山葵が別料金だったので今回試していませんが、ひょっとしたら山葵醤油か山葵塩が一番ハマるかもしれません。
自家製ソースも主張がそれほど激しくなく、肉の味を壊さないソースで、これも美味しかったです。160gでも十分ボリュームが有り、ご飯の美味しさと相まって、ごはんをお替りしてしまい、お腹いっぱいでした。
その他の食レポ