すごく久しぶりにラーメンを食べてきました。こってりつけ麺が売りの中華蕎麦とみ田の系列の富田食堂でさっぱり味の塩ラーメンを食べてきました。
富田食堂
富田食堂のある松戸駅東口は、中華蕎麦とみ田本店もある、とみ田のホームグラウンドです。とみ田と富田食堂の間は160mしか離れておらず、その間にとみ田系の次郎インスパイヤの雷もあるので、160mの間にとみ田系が3店ひしめいています。更に反対側に100mほど行くと、とみ田のとんかつ屋であるとんかつ割烹とみ田もあります。まさにとみ田の城下町です。
そんな中で富田食堂は中華蕎麦とみ田と同じそばとスープを使ったつけ麺を並ばずに食べられる他、普通のラーメンの品揃えも豊富です。ガッツリ脂っこいラーメンは雷に譲って、富田食堂は昔ながらの中華蕎麦という棲み分けが出来ているようです。
こだわりの材料
とみ田系は材料へのこだわりが強いです。麺の小麦粉に対するこだわりはもちろんのこと、醤油ラーメンの醤油や塩ラーメンの塩、チャーシューの豚肉なども産地や品種にこだわっています。
優しいスープの塩ラーメン
この日は富田食堂の中でも一番あっさり味と思われる塩ラーメンをいただきました。つけ麺は極太麺を使っているので10-15分待たされますが、中華蕎麦は中細麺を使うので、早ければ5分と待たずに出てきます。透き通ったスープがあっさりとした味を想像させます。
一口すすってみると、見た目通りの雑味のまったくない、脂っこさもほとんど感じさせない、ストレートな凄く優しいスープでした。魚介と鶏ガラをじっくりと雑味が出ないように出汁をとり、塩っぱくなりすぎないように控えめに味付けられています。ホッとする味です。
麺はとみ田の麺が中細になった麺なのですが、つるつるとしていて、スルッと喉を通り過ぎる麺です。小麦の味はしっかりとしていますが、口の中では控えめに主張するだけで、喉を通り過ぎてゆきます。
チャーシューは地元の豚を使った吊るし焼きのチャーシューのようです。脂身はしっかり付いていますが、余計な脂は焼く過程で落とされていて、肉の旨味だけが閉じ込められた感じです。
全体的に、病み上がりでも食べられるような、胃に優しい中華蕎麦でした。とみ田のつけ麺からはイメージできないですが、こういうとみ田も良いなと思わせます。
そして、とみ田クオリティがほぼ待たずに、朝から晩まで食べられる富田食堂は、僕の中ではおすすめのお店です。
とんかつ割烹も近くにあります
100mほど離れたところに、こだわりの豚肉で作っているとんかつ割烹の店もあります。割烹を名乗るだけに、とんかつ定食で2000円超えと、ちょっと贅沢なお店になってしまいますが、一度行ってみたいお店です。
松戸駅周辺は、とみ田系の他、兎に角や二郎、大勝軒などが狭いエリアにひしめいており、ラーメンファンにはたまらないエリアになっています。
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