店舗が大きくなって入りやすくなった松戸駅前のラーメンとみ田系列の富田食堂。前回はラーメンとみ田の濃厚つけ麺を食べましたが、今回は煮干しそばを食べてきました。
富田食堂
富田食堂は、去年の夏まではカウンターのみ、席数6のとても小さなお店でしたが、2017年7月に近くに移転し、席数はテーブル12席、カウンター16席の28席に拡張され、営業時間も午前1時まで延長されました。
待たずに食べられるとみ田のラーメンということで、人気ですが、更に、移転に伴い、本家のとみ田にもない煮干しそばが追加されました。
メニュー
メニューは店内での掲示がなく、食券販売機の前で始めて確認することになるので、ここで悩むお客さんも多いです。麺類メニューは中華そば(醤油・塩)、煮干しそば、濃厚つけ麺というラインナップです。
濃厚つけ麺は移転前は本家のとみ田が閉店後の15:30から解禁でしたが、今は一日中注文できるようですね。
その他、トッピング用のワンタン、チャーシューや、追加用の地鶏丼などもラインアップされています。
自販機
上段が中華そば、下段の青いボタンが煮干しそば、黒いボタンが濃厚つけ麺です。右側はトッピング・サイドメニュー・ドリンクメニューとなっています。
半熟味玉煮干しそば
今回は半熟味玉煮干しそば(880円)にしました。チャーシューは追加していませんが非常に大きなチャーシューが1枚乗っかっています。葱は長ねぎではなく、玉ねぎでした。
麺を引き上げてみると、とみ田独特の褐色の麺。つけ麺の極太ではなく、中太で打ってあります。その為、隣の人がつけ麺を頼んでいると、自分の煮干しそばの方が先に出てきます。
それでも麺の茹で時間は長めのようで、10分程度待ちました。
チャーシュー
チャーシューは脂の乗ったロースでしょうか。トロトロになるまで煮込んであります。口の中でホロホロと崩れ、肉汁がジュワッと広がります。
メンマ
メンマも極太、筋っぽさは全然無いのですが、非常に噛みごたえの有るメンマです。
最初はコショー無しで食べ始めましたが、特製コショーの表示があったので、途中で少し多めにコショーを振ってみました。
コショーによって味に俄然パンチが出てきます。
とみ田の麺は、喉越しのツルツルさより濃い味わいを目指した感じ、しっかりと噛みしめるとスープの絡んだ麺の味がゆっくりと口の中に広がる感じです。
スープはそれだけ飲むとそれほど煮干しの香りは主張してくること無く、むしろ鶏ガラのほうが前面に出てきている感じなのですが、麺に絡むと煮干しの香りが強くなるようです。
それでも、濃厚つけ麺ほどは魚粉の匂いは強くありません。程よいバランスだと思います。
味玉は白身の部分にはよく味が染み、黄身の部分は半熟のとろみが残っている仕上げになっています。
この味玉は僕の場合、必須ですね。美味しい卵だと思います。
さほどしょっぱくない仕上げだったこともあり、スープも全部飲み干してしまいました。
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