最近、会社帰りや休みの日に、近所や都内の銭湯でリラックスする事が多いです。今日は都内の銭湯を3軒ご紹介します。
はすぬま温泉(東京都大田区)
最初は蒲田から徒歩15分、池上線の蓮沼駅から徒歩2分の場所にある温泉銭湯です。都内には、品川区や大田区を中心に、天然温泉を使った銭湯が何件かあり、ここはそのうちの1軒です。水風呂を含めた全浴槽が天然温泉と言う贅沢仕様です。
営業時間と料金
営業時間は午後3時から深夜1時まで。料金は東京都内の銭湯の標準価格である470円です。サウナは300円で別料金です。
レトロだけどきれいな館内
建物は2017年にリニューアルしていますので、館内はとても清潔です。そして、改装のコンセプトが大正ロマンなので、レトロな雰囲気も味わえます。
照明はこんなレトロな雰囲気ですし、
窓はステンドグラス風になっています。
脱衣所や浴場内もレトロな雰囲気が素敵です。特に浴槽はトップからスポットライトで照らされ、その光が浴槽の底に反射して、浴槽全体が光るような照明になっています。
水風呂までが天然温泉
浴槽の両側に洗い場があるので、洗い場は多め。浴槽も結構広いです。奥から、高温、中温、水風呂となっていますが、高温の浴槽も湯温は40度前後と熱くはありません。ゆっくりと入っていられます。中温の浴槽は炭酸泉になっています。湯上りで湯冷めのしない温泉です。お湯の色はわずかに褐色がかった色になっていました。
水風呂は循環ではなく、かけ流しとの事です。キンキンに冷えた水ではなく、柔らかな肌触りの水で、ゆっくり楽しめます、水風呂なら湯冷めもしないので、いつも出がけの最後に水風呂に入っています。
ボディソープとシャンプー常備
ボディソープとシャンプーは常備してありますので、タオルだけあれば入れます。
蒲田温泉(東京都大田区)
こちらも蒲田駅から徒歩15分ぐらいで着く温泉銭湯です。こちらの温泉は城南地区特有の黒湯になっています。特に蒲田温泉はカランの湯まで黒湯で、黒さも半端では無いという黒湯マニア向けの銭湯です。
黒湯とは
古来、海の底に沈んでいた関東平野の海藻を含んだ地層から何億年という長い年月を経て湧出している真っ黒な温泉です。
黒湯と言うのは古代の海水が沸き上がって来たものなのですね。黒い色は海藻由来のミネラル分なのだそうです。都内などの関東平野内の温泉は黒湯のところが多いみたいです。その中でも蒲田温泉は黒さで1-2を争うほどなのだとか。
営業時間と料金
営業時間は午前10時から深夜12時まで。朝が早いのが特徴です。夜勤明けの人も寄り易くなっているのだとか。工場の街蒲田らしい配慮ですね。
入り口近くのレトロな看板や入り口のステッカーに気になることがいくつか書いてありました。
- 乾式サウナ無料
- 二階大広間あり
- 一階に仮眠室あり
- 無料WiFi完備
銭湯でサウナ無料は珍しいです。470円だけで何でもできちゃうんですね。仮眠室は入りませんでしたが、夜勤明けの人がお風呂に入って、仮眠して、またお風呂に入って帰る、なんて使われかたもしているようです。
入場は券売機でプラスチックのチケットを買って入ります。仮眠は受付のカウンターで支払い。二階大広間での飲食は都度会計となります。
温泉は黒湯の中温の浴槽と高温の浴槽。白湯の高温・低温のバブルバスと電気風呂、更に水風呂と5つの浴槽がありますが、それぞれは定員3人ぐらいの小さなものです。黒湯は本当に真っ黒。浴槽の中の体が全く見えません。透明度10cmぐらいです。
アツアツの高温浴槽
奥の高温の浴槽は湯温45℃ぐらいはありそうです。手前の浴槽もそこそこ熱いのであまり長湯が出来ません。長湯のコツは、たまに水風呂に入って体を冷ますことです。いろいろな所に激熱と書いてあったので、スーパージョッキーの熱湯コマーシャル並みを想像していましたが、そこまで熱くはなく、3分ぐらいは入っていられました。
期待外れの電気風呂
電気風呂も強力と書かれていたので、期待していましたが、そんなではありませんでした。片方の電極が動いていなかった感じですので、本来は強力な刺激が味わえたのかもしれません。
昭和な雰囲気は楽しめます
浴槽もロビーも二階の広間も昭和の香りのするレトロな作りです。昔ながらの銭湯の雰囲気を楽しむことが出来ます。
ボディソープとシャンプー常備
こちらも、ボディソープとシャンプーは常備してありますので、タオルだけあれば入れます。
今まで銭湯や温泉の記事はありませんでしたが、ぼちぼち書いてゆこうと思います。