まだ、前記事の続きです。日光からの帰りには東武線を使います。春日部から野田線に乗り換えるか、南越谷で武蔵野線に乗り換えるか、北千住で常磐線に乗り換えるかなのですが、春日部で乗り換えたら、野田線(今はアーバンパークラインと言うらしいですね)のホームにラーメン屋さんがありました。
東武ラーメン
春日部は今までださいたまを代表するような場所だったのですが、クレヨンしんちゃんですっかり有名になってしまいました。ホーム上にもそこら中にしんちゃんがいます。
お店の看板には「らーめん」しか無かったので、お店の名前がわからなかったのですが、調べてみたら食べログだと「東武ラーメン(春日部ラーメン)」と登録されていますね。東武鉄道のホームページでも東武ラーメンなので、これが正式名称なのでしょう
東武鉄道のホーム上は西新井駅にもラーメン屋さんがあります。
食券機はパスモが使えない
食券機はNEC製のレトロなタイプ。紙幣は受け付けますが、パスモでの支払いに対応していません。最近の駅ナカでは珍しいです。
ラーメン専門店なのになぜか駅そば定番の天ぷらを乗せた天ぷらラーメンが有るのがこのお店の特徴なのですが、この時間は天ぷらトッピングはありませんでした。
店内
東武鉄道のHPでは席数12と書いてありますが、現在はディスタンス確保で、6-8席ぐらいになっているようです。それでも、1食分づつ生麺を茹でていますので、結構時間がかかるので番号札を渡され「順番にお呼びしますので、少々お待ち下さい」と案内されます。
チャーシュー麺(700円)
普通のラーメン(500円)+200円のチャーシュー麺には、けっこう厚切りのバラ巻きチャーシューが4枚も入っていました。スープはちょっと魚介の強めの醤油ベース。
麺は中細のおそらく多加水の麺。麺は製麺所から仕入れたもののようですが、スープとチャーシューは自家製ですね。バランスも良く、結構美味しいです。
ローカル線のアーバンパークラインとはいえ、大宮方面行と柏方面行を合わせると5分に1本ぐらい電車が発着します。慌ただしく乗降する人並みをすぐ後ろに、ゆっくりとラーメンを啜るのも面白い感覚でした。駅そばに比べるとラーメンはゆっくり待って、ゆっくり食べる印象があるので、駅の慌ただしい雰囲気とちょっと違うのかもしれませんが、そのミスマッチ感がなんとも言えないお店です。