インドカレーのお店はどこにでもありますが、ビリヤニが本格的なお店はなかなかありません。ここは秋葉原にあるビリヤニが本格的なお店です。
スルターン
スルターンは秋葉原昭和通り沿いにあるお店です。インド・パキスタン料理とあります。メインメニューにパキスタンらしいものは無かったのですが、グランドメニューには何かあるのかな。ちなみにビリヤニはインド中部のムンバイあたりの料理となり、同じようなスパイス炊き込みご飯がパキスタンだとプラオになります。
メニュー
セットメニューは日本人におなじみなカレーとナンのセットとなっています。
馴染みが薄いのはニハリというマトンの骨付きスネ肉のシチューでしょうか。ビリヤニは4種類もあります。タイ料理のはずのガパオがありますので、このお店もネパール人経営だったのでしょうか。ネパール人のお店だと、チャウミンというネパール焼きそばがあったり、タイ料理のはずのガパオがある場合が多いです。
マトンビリヤニ
今回注文したのはマトンビリヤニ。副菜としてヨーグルトかサラダが選べます。ヨーグルトはライタと呼ばれ、ヨーグルトに玉ねぎなどの野菜が入ったソースで、ビリヤニにかけながら食べます。
ビリヤニはちゃんとバスマティライスが使われていて、白っぽい部分と黄色っぽい部分があります。これはビリヤニは本来の作り方だと具とスパイスとお米を重ねて蒸して作るので、スパイスに近いところには色素が移って黄色っぽくなり、お米が重なっている部分は白っぽくなる為で、ちゃんとした作り方をしている目安になります。
バスマティライスは適度な固さに蒸し上げられていて、スパイスの香りも、マトンの香りもご飯によく移っていて美味しくなっています。マトンの脂とバスマティライスの組み合わせも、蒸して作ったビリヤニならではです。ネパール料理屋でよくあるチャーハンのように炊いたご飯をあとから炒めるビリヤニもどきだと、マトンの場合脂がくどくなってしまいます。
マンゴーラッシー
ドリンクでマンゴーラッシーが付きました。
思ったとおりの本格的ビリヤニを食べることができました。メニューにガパオがあったので、ネパール人のお店である可能性があるのですが、美味しかったので良しとしましょう。秋葉原でビリヤニが食べたくなったときにはお勧めできるお店だと思います。
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