以前、自宅で作る燻製を紹介しました。あのあと、我が家の定番料理化して、手順などもだいぶ安定してきたので、再度の紹介です。
ガスコンロとフライパンで作る燻製
フライパンの上にスモークチップを敷いて、下からガスの火で炙って煙を出すのは今までと一緒ですが少し変えた点があります。前回の記事はこんな感じでした。
チップは大袋のほうが経済的
前回はテーマが100均グッズで作る燻製だったので、ほとんどの材料・機材を100均で揃えましたが、スモークチップはホームセンターで調達できる大袋のほうが経済的です。100均だと50gで100円ですが、これは500g入っていて500円と約半額です。500gだと10回分となります。
フライパンにはアルミホイルを敷いてからチップを並べる
いずれにせよフライパンは空焚きになるので、高級なテフロンコートのフライパンではなく、テフロンコートが剥げて捨てるようなフライパンや鉄製のフライパンを使ったほうが良いのですが、更にチップを敷く前にアルミホイルを敷いておくと、フライパンへのダメージが少なく、捨てる時もアルミホイルごと捨てられるので簡単です。
火は弱火で30分から1時間燻す
チップを敷いた上に蒸し器の下駄を履かせて、更に上に焼き網を置いてから、材料を並べてゆきます。
1時間燻すと、材料が全体的にいい感じに茶色に色づきます。
最近良く作るのは次のようなものです。
チーズ
かなり試行錯誤を重ねましたが、最近は安定してきました。ポイントは
溶けないチーズを使う
チーズは最近良く出回っているカマンベールやチェダーなどの溶けるチーズがブレンドされてないプロセスチーズや、キャンディチーズだと、燻すときの熱で溶けずに燻されてくれます。
アルミホイルを敷く
チーズはアルミホイルをお皿のようにして、その上に並べると、直火の熱を遮断してくれますし、少し溶けても下に垂れたりしないので、うまくいきます。
ウインナー
ウインナーはシャウエッセンのようにそのままで美味しい高級品ではなく、100g50円ぐらいの激安ウインナーのほうが化けてくれます。燻製は煙の香りをつけるだけでなく、ゆっくりとした熱で食材の水分を飛ばしてくれますので、安物の水っぽいウインナーはギュッとしまって旨味が凝縮されます。
ベーコン
ベーコンはスライスを燻してしまうと水分が抜けすぎてジャーキーのようになってしまうので、ブロックベーコンを使います。これも水分が抜けることで旨味が凝縮されます。
味玉
燻製は香りをつけるだけで味は付きませんので、普通のゆで卵より味玉のほうが美味しくなります。ゆで卵を作って、それを味玉にして更に燻製にするのはかなりの手間ですが、手間に応じた美味しさが堪能できます。
うずらの卵
缶詰やパウチで売っているうずらの卵は茹でてありますし、塩味が付いていますので、そのまま燻すと燻玉になります。鶏の卵より遥かにお手軽です。
換気扇を回しておけば、部屋の中が煙の匂いで満たされることも無く、手軽に作れますので、ちょっとしたおつまみにしたり、パーティー料理に花を添えたり出来るのでは無いでしょうか。
その他のレシピ