前回のせんべろ酒場ランキングでは、一人で入ってもお客さんと仲良しになれるワイガヤ系酒場をランキングしました。2回目は酒屋が店内に飲みスペースを設けている角打ちのお店のランキングを独断で発表したいと思います。
第一回の記事はこちら
角打ちとは
角打ちというのは、酒屋さんの一角にお酒を飲むスペースを設けたお店で飲むことを言います
「角打ち」という言葉はもともと「酒を升にはいったまま飲むこと」という意味で使われていた言葉でした。それがいつからかお酒を販売する「酒屋で酒を立ち呑みする」という意味で使われるようになったのです。
「角打ち」とはあくまで酒を販売する酒屋の中で立ち呑みを行うこと。ただし、今では立ち呑み形式の居酒屋で酒を飲む場合でも「角打ち」と呼ぶことが増えてきました。
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ですので、主業務はあくまで酒屋で、試飲の意味を込めて店先で飲めるようにしている店もいっぱいあります。最近はアテの種類が揃っていて、着席して飲むことも出来る、居酒屋と遜色ないような角打ちも増えてきました。
一つ言えるのは、酒屋であるだけあって、お酒へのこだわりが深いことです。例えば、生ビールサーバーの洗浄をこまめに行う、日本酒の保存は冷蔵庫で温度管理するなど、お酒を美味しく飲むための基本をキチンと抑えています。
今まで、角打ちの生ビールでハズレを引いた試しがありません。
そんな中で、厳選された4軒を紹介してゆきたいと思います。
第四位 蔵前 角打ちフタバ
第四位は、蔵前に有る酒のフタバ。このお店は色々な雑誌やサイトで紹介されている有名店です。生ビールのブランドはハートランドですが、ビールサーバーのメンテ状況も相まってベストな状態で出てきます。
下町ならではの下町ハイボール(元祖焼酎ハイボールと表記されています)も味わえますし、アテの種類も豊富です。
カウンターは立ち呑みスタイルですが、清潔感溢れ、空間も広めにとってあるので、女性一人でも気軽に入れると思います。
第三位 田原町 村田屋酒店
第三位はかっぱ橋商店街の近くにある村田屋酒店。ここは、アテの種類の多さと、日本酒の量の多さが特徴です。アテにはもんじゃ焼きやお好み焼きまであります。着席できる椅子もあって、居酒屋並みの居住性です。
ここでは、常連さんと店主さんがいつも和気あいあいと会話を楽しんでいて、一見さんも漏れなく会話の輪に巻き込まれてゆくことになりますが、下町トークの中に入るのも楽しいものです。
ここは、パート1のワイガヤ系に入れようかどうか迷ったぐらいです。
日本酒は一杯頼むと1合グラスが盛っ切りで出てくるので1.4合入っています。2杯飲んで撃沈しましたので、飲み過ぎ注意です。
第二位 秋葉原 鈴木酒販
第二位は万世橋たもとにある鈴木酒販神田店。鈴木酒販は本店が三ノ輪にありますが、こちらは最近できた支店となります。ロケーションの良さと、日本酒の銘柄の選び方の良さ、日本酒の管理の良さなどが出色です。一升瓶は部屋ごと冷蔵庫になった日本酒セラーに収納されているほどの拘りを見せています。
ワインやクラフトビールの品揃えも豊富。アテもお酒が美味しくなるような絶妙な一品を揃えてあります。
角打ちのイメージを変えるおしゃれなバーのようなお店です。
第一位 荒川区 モリタヤ
一位は南千住や三ノ輪から歩いて10分ぐらいのところにある、モリタヤです。隠れ家風な店構えも素敵ですし、お酒や焼酎の種類、アテの種類ともに、こじんまりした中で必要十分なものを備えています。
この店を敢えて一位にしたのはそれだけではなく、貸切可能なパーティースペースを持っていることです。この貸し切り部屋はキッチンも付いていて、料理を作りながら酒屋さん厳選のお酒を楽しむなんて事も出来ます。
居酒屋たけちゃんオフ会を開催しようと密かに狙っているお店なので、一位に持ってきました。
次回予告
次回のランキングは、グループでワイワイ楽しむのに適した、大箱系のせんべろ酒場を紹介します。