以前、実山椒に時期に山椒醤油を作りました。ちりめん山椒が美味しかったですが、あさりを山椒醤油で炊いたら美味しく出来ましたのでご紹介します。
山椒醤油で炊いたあさりの佃煮
山椒醤油は実山椒を醤油に漬け込むだけで作れるので、材料さえあれば手間はないのですが、生の実山椒が手に入るのは6月から7月の短い時期です。しかし、その他の時期も冷凍の実山椒であれば手に入ります。
材料
冷凍あさり 500g
山椒醤油 80CC
みりん 50CC
日本酒 100CC
砂糖 大さじ2
山椒醤油は450CCの瓶に作っていますが、これで1/8ぐらい使いましたので、醤油の使用量は80CCぐらいだと思います。
作り方
鍋にあさり、山椒醤油、みりん、日本酒、醤油を入れて、中火で火にかけ、沸騰したら弱火にして、蓋をして30分ぐらい煮込みます。
煮込み終わると煮汁があさりに染み込むことで煮汁の分量が減り、あさりの色も醤油色になります。
保存方法
保存は、煮沸消毒した瓶に煮汁で空気を追い出して密封するとある程度保存できます。工場生産品だと常温でも長期保存可能なようですが、以前常温で保存しようとしたら瓶の中で発酵が進んでしまったことがあるので、密封の上で冷蔵庫保存することをお勧めします。密封での冷蔵庫保存であれば1ヶ月ぐらい品質が維持されることは確認しています。500gのあさりだと、写真の250CC瓶で2本強できますので、すぐ使う分と保存する分を分けることが出来ます。
料理へ応用
あさりそば
お蕎麦の上にあさりを乗せると、風味が出て美味しくなります。山椒の香りもお蕎麦の味を引き立ててくれて美味しいです。1kg200円の業務スーパーのお蕎麦ですが、十分に美味しいです。かき揚げは同じく業務スーパーの冷凍かき揚げです。
卵焼き
う巻きのように卵焼きの中に巻き込んであげても美味しくなります。あさりに濃い目に味がついていますので、卵液の中にあさりを混ぜ込んで焼くだけで、他の調味料を入れなくても丁度よい味になりました。
私は元々あんまり卵焼きを焼くのは上手ではないのですが(玉子が固まる前に返してしまってぐじゃぐじゃになるか、巻く前に固まりきってしまってうまく巻けないか)、あさりが入っていると益々巻きにくくなってしまうので、見栄えの悪い卵焼きになってしまいましたが、味の方はあさりの旨味と山椒の香りの効いた美味しい卵焼きになっていました。
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