あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
去年は新型コロナウィルスのパンデミックから、色々と予定外のことが起こり、予想のつかないまま、1年が終わってしまいました。
僕は更に今までの生活を大きく変える出来事が2018年の11月から続いており、今が佳境という状態。最終的にどうなるか分かりませんが、良い老後を迎えられるように、今までの生活を全部変えようとしています。
そんな波乱万丈が予想される年明けですが、おせちっぽい料理は欲しいですよね。今回は比較的簡単に作れるローストビーフを紹介します。
ヨーグルトメーカーで作るローストビーフ
ローストビーフは、牛肉の塊を焼くだけですので、味の決め手は肉の選び方になります。お金に余裕がある方なら、ステーキ用の塊肉を買ってくればよいのですが、それだと、100gで1000円以上してしまいます。ローストビーフの場合、柔らかい赤身肉であれば良いので、和牛にこだわりがなければ輸入肉のほうが適した肉が多いです。
お店としては、僕は肉のハナマサをお勧めします。肉のハナマサはほぼ全店24時間営業していますが、年末年始も殆どの店は通常営業ですので、お近くにお店がある人なら今からでも間に合います。
輸入肉であれば、100g200円~300円程度の肉でも「ローストビーフ用」と書かれている肉なら問題なく食べられます。特にローストビーフ用と銘打っていなくても、100g400円ぐらいの肉なら、ハズレを引くことはまずありません。逆に「煮込み用」と書かれている100g100円台の肉は筋が多く、ローストビーフにした場合に筋が噛み切れない場合もあります。
材料
牛塊肉(ローストビーフ用) 400g
セロリ 1本
玉ねぎ 1個
塩・胡椒 適量
作り方
肉の下ごしらえ
肉はヨーグルトメーカーに入るサイズに切ったら、表面に塩・胡椒をたっぷり擦り込みます。
塩コショウをしたら、ビニール袋か保存用ファスナーバッグに入れて、一晩置きます。塩の半量ぐらいの砂糖を一緒に擦り込むと、肉が柔らかくなります。
野菜の下ごしらえ
セロリと玉ねぎは香りつけに使います。
玉ねぎは薄切りに、セロリは細切れにします。
肉に焼き目を付ける
最初にフライパンにオリーブオイルをひき、強火で肉に焼色をつけます。この時にメイラード反応で香ばしさと旨味が生まれます。この写真よりもう少しはっきり焼色がつくように焼きます。
玉ねぎとセロリを炒める
肉に焼色がついたら、肉を引き上げ、フライパンをあらわずに今度は玉ねぎとセロリを炒めます。中火で炒めれば、10分しないでこのように玉葱が飴色になってきます。少なくとも玉ねぎの全体が透明になるところまでは炒めましょう。
ファスナーバッグに密封する
肉と野菜をファスナーバッグに密封します。加熱途中でもれないように、ダブルファスナーのジップロックのようなしっかりした袋が良いです。安いのを使うと、最初にお湯を注ぐ時に袋が破れたり、袋の口からお湯が入ってきたりしてしまいます。野菜があると空気を抜きやすいと思いますが、空気が残るときにはボールに水を入れ、その中で空気を追い出すようにすると密封できると思います。
ヨーグルトメーカーで加熱する
ヨーグルトメーカーにファスナーバッグに入れた肉をセットし、80℃ぐらいのお湯を口まで注ぎます。
58℃2時間加熱
あとは、ヨーグルトメーカーで低温調理すれば出来上がりです。オーブンを使わないので手軽だと思います。
今回使っているのはこの製品です。あまり大きな肉は入りませんが、手軽に低温調理ができます。70℃まで1℃刻みで設定できますので、鶏ハムやチャーシューも作れます。
完成
出来上がったら、冷めるまで2時間ぐらい室温においた後でなるべく薄く切ります。中心がピンク色のローストビーフが誰にでも手軽にできますので、ぜひお試しください。
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