ヨーグルトメーカーで作るローストビーフ、去年も紹介していますが、今年もおせち料理として作りました。
ローストビーフ
材料
ローストビーフの材料は、肉選びで決まります。良い赤身のモモ肉があればそのほうが良いです。ヒレ肉やロース肉や肩ロース肉でも作れます。
モモ肉の場合は、硬い筋が中に入り込んでいることが多いので、できるだけ筋が少なそうなものを選びます。煮込み料理であれば筋が多くても煮込むことでコラーゲンが柔らかくなるので良いですが、ローストビーフだと噛み切れなくなります。
その他の材料は、玉ねぎ1/2個とセロリの葉っぱ1本分、あとは塩・胡椒と砂糖です。
塩・胡椒・砂糖をまぶして一晩置く
肉は筋があったら筋切りをしておきます。その上で表面に塩・胡椒・砂糖をすり込みます。塩と砂糖と胡椒の分量はそれぞれ同量ぐらいです。よく揉み込んでジップロックに入れ冷蔵庫に一晩入れておきます。砂糖が入っていると肉が固くなりません。
玉ねぎとセロリの葉は刻んで炒めます
玉ねぎとセロリの葉は適当に刻みます。香りつけと付け合わせになりますので、適当な大きさでいいです。
肉はタコ糸で形を整える
肉はタコ糸で巻いて形を整えます。一部筋切りで包丁を入れている部分があったので、水溶き片栗粉を塗って接合させたいと思ったのですが、加熱の途中でバラけてしまいました。うまい再結合の方法を考えたいと思います。
最初に玉ねぎとセロリを炒めてその後で肉の表面を焼く
まず、フライパンで玉ねぎとセロリの葉を炒め、しんなりと火が通ったところで肉を入れます。肉を転がしながら、全面にほんのり焼き色がつくまで焼きます。中に火を入れるのはヨーグルトメーカーでやりますので、中に火は入っていなくて構いません。
ヨーグルトメーカーで加熱
炒めた肉と野菜をジップロックに詰めて、できるだけ空気を抜いて封をします。それをヨーグルトメーカーにセットしたら、沸騰させたお湯を口まで注いで蓋をします。
使っているヨーグルトメーカーはこちらです。3000円で買えますが、温度設定が25℃~70℃までできますので、チャーシューや甘酒なども作れて非常に高機能です。
加熱時間は58℃で3時間
加熱時間は58℃で3時間にしました。仕上がりを見ていただくと分かるように、この設定だと中心がピンク色で血は全く滴らないぐらいの仕上がりになります。もう少しレアよりの仕上がりにするなら2時間でも大丈夫です。
完成
出来上がりはこんな感じになります。
ご覧の通り中身がピンク色の状態に仕上がりました。表面の焼色は最初にフライパンで焼いたときについたものです。低温で時間をかけて加熱しているので、全体にまんべんなく火が通っています。
こんな感じに盛り付けます。一本でこのお皿が2つできました。2本作りましたので4皿分です。
おせちと一緒にみんなで食べました。