見た目は豪華ですが、炊飯器の保温モードとヨーグルトメーカーを使ってほっぽらかし調理ができるので、手間はかからない2品です。
自家製ロースハムとローストビーフ
ローストビーフ
肉の下ごしらえ
ローストビーフは、仕上がりの殆どは肉の選び方で決まってしまいます。今回使ったのはハナマサのローストビーフ用オージービーフのもも肉。100g200円台でした。細い筋が長手方向に入っているのであれば、スライスする際に細かく切れますので、噛み切れなくなることはありません。
たっぷりと塩胡椒を振って、砂糖を少量振ったら、ジップロックに入れて冷蔵庫の中で一晩寝かしておきます。
玉ねぎと一緒に表面をロースト
玉ねぎ一個をスライスし、炒めながら肉の表面を一緒に焼いてゆきます。火加減は中火から強火です。
表面に焦げ目がつくぐらいでOKです。中まで火が入らないように手短に行います。
ジップロックに入れてヨーグルトメーカーで加熱
ジップロックに入れて、空気を抜きながら封を閉じた後、ヨーグルトメーカーに入れ、60-70℃のお湯で満たします。
そのまま麹発酵モードの60℃ー65℃に設定して2時間ぐらい加熱すれば出来上がりです。あとはできるだけ薄くスライスすればOKです。
完成
彩りと思って水菜を細かく切って上に乗せているのですが、なんだかわからないビジュアルになってしまいました。味は良かったです。
自家製ロースハム
こちらはハムと言っても、燻製をしているわけではありません。イメージ的には鶏ハムの豚版といった感じです。
肉の下ごしらえ
肉はロースか肩ロースのブロックを使います。脂のところがいい香りになりますので、ロースのほうが良いと思いますが、赤身中心なら肩ロースが良いと思います。
つけ汁を作る
水100CC、塩大さじ2、砂糖大さじ1、ローレルの葉2枚、ローズマリーひとつまみを一度沸騰させ、その後冷まします。これが味付けの素になります。
ジップロックに入れて一晩寝かせる
こちらも肉と一緒にジップロックに入れ一晩寝かせます。この間に肉に味が染みてゆきます。
炊飯器で加熱する
豚は65℃ー70℃でしっかり加熱したいので、炊飯器の保温モードを使います。これで70℃の低温調理ができます。
こちらも2時間ぐらい加熱すれば芯まで火が通ります。あまり時間をかけるとやはり固くなってしまいますので、2時間程度で加熱を止めてください。
完成
ハムの方の完成はこんな感じ。結構さっぱりした感じになります。チャーシュー代わりにラーメンに乗せるなら、あっさり味の醤油ラーメンのほうが合いそうな感じです。
厚切りに切って、フライパンでさっと炙って出しても美味しいですよ。
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