今回はプリンのレシピですが、ほとんどカラメルソースの作り方です。今までレシピサイトを見てもなかなかうまく作れなかったのですが、今回やっとうまく作るコツを掴みました。
カラメルソースを作る
砂糖は熱を加えると液化して、シロップーフォンダン-タフィー-べっこう飴-カラメルソース-カラメルと変化します。ですので、別に水分を加えなくても熱を加えるだけで液相に変化するのです。今まで砂糖水を煮詰めてカラメルにすると思っていましたが、水は無くともよいのです。
ただ、スプーン一杯ぐらいの呼び水があったほうが液相に移行しやすいです。
砂糖をフライパンに入れ、スプーンいっぱいの水を垂らし、フライパンを中火にかけます。
熱が加わると、砂糖がどんどん液化してゆきます。
これがタフィーの状態。この状態でかき混ぜたお玉やスプーンに点いた状態で冷めてしまうとガリガリになって、簡単には落ちなくなります。
更に加熱するとカラメルソースを経過して、カラメルになります。
カラメルになったら水を50CC程加えて、すかさず蓋をします。蓋をするのは、フライパンとカラメルが200℃ぐらいになっているので、水が盛大に爆ぜるためです。
これでちょっと苦めのカラメルソースが出来上がります。苦いのが苦手な方はもう少し手前の焦げ茶になる前で水を加えます。
プリンのネタを作る
プリンのベースは卵と牛乳と砂糖だけです。卵のタンパク質が固まることによってプリン全体が固まりますので、卵と牛乳の比率で固さが決まります。卵が多めなら固めのプリになり卵が少ないと固まりません。
卵二個に砂糖を55gを加えて、沸騰しない程度に600Wで2分半温めた275CCの牛乳を少しづつ加えて混ぜてゆきます。この時、卵が泡立たないようにゆっくりと混ぜます。
混ざったらザルで漉して滑らかにします。
型に流して焼く
タネの分量は全部で450CCぐらいになるので、500CC入りの容器でドデカプリンにすることも出来ます。
家で使っているのは、このスチームアシスト機能付きのオーブンレンジです。プリンを作るときは角皿に熱湯を50ccを入れて、140℃の設定で35分オーブンで加熱すれば出来上がります。
完成
ちょっと固めのちょっと懐かしい味のプリンが出来上がりました。
大人なので、でかプリンも一人で食べます。
普通サイズのプリンももちろん出来ます
普通のサイズのプリン型に材料を分けて入れれば、当然普通サイズのプリンにすることも出来ます。
こちらも懐かしい味の固いプリンです。カラメルを少し苦目にしたので、ちょっと大人の味になりました。
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