ヨーグルトメーカーを買ってから、色々な発酵食品を作っていますが、今回は納豆を作ってみました。
自家製納豆
レシピサイトなどで紹介されている自家製納豆は、市販の納豆菌を使ったり、納豆から納豆菌だけを分離させている本格的なものですが、僕はそこまで本格的ではなく、豆に市販の納豆を混ぜて、ヨーグルトメーカーで1日発酵させるという簡易的なものです。ヨーグルトメーカーはドリテックのこちらを使っています。
サラダ豆納豆
最初はサラダ豆で作りました。業務スーパーで冷凍で200円以下で売っているもので、中身はアカエンドウ、ひよこ豆、枝豆、大豆などが混ざっています。既に茹でてあるので、戻せばそのまま食べられるものです。
まず豆を茹でる
最初に豆を茹でます。これは、水煮済みとはいえ、まだ多少硬いことと、沸騰させることで、納豆菌以外の雑菌を殺菌するためです。
納豆と一緒に瓶の中に入れる
茹で終わったらザルで水を切り、瓶の中に入れます。
そして、納豆1パックも瓶の中に入れて、
よくかき回して納豆とサラダ豆がよく混ぜます。
40℃で24時間発酵させる
あとはヨーグルトメーカーを40℃にセットし、24時間保温すれば納豆の納豆菌がサラダ豆の方に行き渡って繁殖するので、全体が納豆になります。
納豆菌の活動には酸素をたくさん使うので、瓶の蓋はせずにキッチンペーパーをかけてゴムで止めておきました。
完成
出来上がりはこんな感じ。豆の表面に納豆のネバネバが付いていますが、市販の納豆ほど糸を引く感じではなく、ちょっとさっぱりした感じでした。
そばつゆを少しかけて、ご飯にかけてみたところです。やはり市販の納豆よりさっぱりしていて、これぐらいたっぷりとかけてちょうどよい感じでした。豆だけを食べてもおかずとして行ける感じです。
枝豆納豆
次は枝豆です。これもさやを剥いた枝豆の冷凍が業務スーパーで150円ぐらいで売っていました。
茹でる
作り方はサラダ豆のときと一緒です。まず豆を茹でて、水気を切った後で瓶に入れ、納豆と混ぜて24時間発酵させます。
水切りが十分できていないと納豆菌がうまく繁殖しないようなので、茹でた後の水はしっかり切ります。
このように瓶の口にはキッチンペーパーをかけてゴムで留めた状態でヨーグルトメーカーにセットします。
セットする温度は40℃から45℃の間ぐらいが良いそうです。今回は42℃にしてみました。
前回同様24時間にセットしました。あとは出来上がりを待つだけです。
完成
出来上がりの枝豆納豆はこんな感じになりました。もともとの納豆が結構入っていますが、口当たりがちょっと硬い感じは枝豆そのものですし、豆の香りも枝豆でした。でもしっかり納豆の味もする、面白い納豆ができました。こちらもごはんにかけて食べましたが、そのままおかずとして食べても行けます。
黒豆納豆
黒豆は、煮たもので、砂糖の入っていない甘くない物がなかなか無かったのですが、先日スーパーでこちらを見つけました。黒豆を蒸してふっくらとさせたものです。
作り方は枝豆と同じで、2袋を鍋で一度茹でて、瓶に入れ、納豆1パックをまぶして、40℃で一昼夜おいておくだけです。
出来上がりは一番糸を引いて納豆らしい仕上がりになりました。
完成
ちゃんと黒豆からも糸を引いています。
タネの納豆がちょっと多すぎた感じです。半パックぐらいでちょうどよかったかもしれません。
味の方はしっかりと黒豆特有の豆の味が残り、でもしっかり納豆という面白い味になりました。