松屋の異業種店というととんかつ屋の松乃家が有名ですが、最近カレー専門店のマイかりー食堂が店舗数を増やしています。そして、本家松屋の創業ビーフカレーも頑張っています。
マイカリー食堂
マイカリー食堂は松屋が経営するカレー専門店。現在関東に5店舗あります。
券売機
看板はモノトーンのおしゃれな感じですが、券売機はおなじみの松屋そのものです。
松屋と同じカテゴリごとにタブに分かれたメニューになっています。QRコード支払いも松屋と同様に可能です。
メニューがカレーだけですので、とってもシンプル。
カレー専門店ですので、辛さを選ぶことができます。激辛まで行っても追加料金はありません。最初は普通に辛口にしました。
上野店はセルフタイプだったので、券を持って番号が呼ばれるのを待ちます。
サラダ・スープセットとサラダ・ラッシーセットがあるみたいですね。元が500円から700円ぐらいと安いので、250円から300円というレンジが高く感じますが、カレー屋さんのセットだと思うと、普通です。
トッピングは後で現金で追加することもできます。最初に食券で買う場合は一番下に小さく出ています。
セルフサービス店舗
最近松屋系でもセルフサービス店舗が増えてきました。お店の人がホールやカウンターに出てこないスタイルなので、長居をしていてもあまり抵抗が無いスタイルです。
調味料
調味料コーナーはドレッシングと福神漬け。あと辛味スパイスが置いてあります。辛味スパイスはカイエンペッパーのようで、ホットな辛さを足すことができます。
ロースカツカレー
並で550円とこのお店では最低価格帯メニューのロースカツカレーです。カツは注文が入ってから揚げるようで、10分ほど待ちました。辛口に辛味スパイスを備え付けの小さいお匙で2杯ほどかけてあります。
カツは結構厚い肉で、単品として売っても良さそうなぐらいしっかりしたカツでした。カレーは思ったより辛く。これなら辛味スパイスを入れなくても良かったぐらいです。ただ、辛さやカツの肉は申し分ないのですが、辛さが先に立ってしまい、もう少しコクのあるルーだったら良かったのにと思ってしまいました。
店の雰囲気は非常に良かったですし、コスパも良いので、今度ほかのメニューも試してみたいと思います。
松屋の創業ビーフカレー
こちらは全国にある松屋で標準メニューに追加された創業ビーフカレー。従来のカレーが販売停止となり、100円高い創業ビーフカレーになりました。吉野家やすき屋に比べて値段の高さが引っかかり今まで手を出していなかったのですが、カレーが食べたくなったので、やっと実食です。
こちらが創業ビーフカレー。すごくノーマルなビジュアルです。ルーはかなりドロッとしたタイプです。
口にしてみると、煮溶けた牛バラ肉がすごくたくさん入っていることが分かります。舌に牛バラ肉の繊維がまとわりつきます。これだけたくさんの牛バラが入っていますので、ルーの味も牛のコクがたっぷりと出ています。ファストフードのカレーの域をはみ出す本気のカレーでした。辛さに関しては物足りなさも有りますが、高級な洋食屋さんのカレーと肩を並べるレベルの完成度になっています。これはリピートしそうです。
その他の食レポ