レシピ記事と言っても、肉が羊肉である点以外はごく普通の肉じゃがのレシピです。もう一つの特徴としては水は一切入れずに、水分は醤油、味醂、酒だけしか入れていない点です。
マトンの肉じゃが
材料は、マトンかラムの焼肉用の肉のほかは普通の肉じゃがです。今回焼肉用ですが、ジンギスカン用の薄切り肉で構いません。
マトンorラム肉 100-200g
じゃがいも 2−3個
玉ねぎ 1玉
人参 2本
今回冷蔵庫の中に少し危ない人参があったので少し多めに入れています。普通なら人参は1本で良いです。
野菜は全て一口大に切ります。玉ねぎは煮崩れるので、薄切りで構いません。
材料をごま油で炒める
材料をごま油を引いた鍋に入れ、炒めます。火が通っている必要はなく、最低限油が材料に馴染んでいれば大丈夫です。出来れば玉ねぎが少し透明になるところまで炒めると、味が全体に馴染みます。
調味料を入れて煮込む
調味料としては
- そばつゆの素(4倍) 100cc
- 味醂 50cc
- 日本酒 50cc
- 砂糖 大さじ2−3
と言ったところです。これで水分が200cc入っていますので、水を入れなくても、沸騰させることが出来ます。一度沸騰すれば、あとは蓋をして、弱火で煮込めば、材料から水分が出てきて、だいたいひたひたの感じで煮続けることが出来ます。
煮汁はそれだけで味見をしたときに、ちょっと濃い目の味付けだなと思う程度にしてください。味が薄すぎたら、そばつゆの素と砂糖を追加し、濃すぎたら日本酒を追加します。
あとは、弱火〜とろ火で20〜30分煮込めば完成です。
完成
ご飯のおかずに丁度よい肉じゃがが出来ました。肉じゃがは出身地別で豚肉派と牛肉派がいると聞きますが、羊肉は牛肉と豚肉のいいとこ取りをしていると思います。肉汁の部分は牛肉のようですし、肉を口に入れた時の旨味の広がりは豚肉に負けません。
クミンなどのスパイスを入れて、エスニックに寄せようとも思ったのですが、そうすると単なるマトンカレーになってしまうので、今回はあえてスパイス入れずに、和風の肉じゃがに徹しましたが、意外に美味しいおかずになりました。リピ決定です。
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