毎度、滝行の後は万葉うどんでざるうどんを食べて来ました。初夏の景色の中で食べるざるうどんが美味しかったです。
足柄万葉うどん
のどかな棚田と茶畑
万葉うどんは新松田駅からのバスの終点となる地蔵堂のすぐ近くにありますが、バス停から夕日の滝までの道の途中には、日本の里山の景色が広がります。今の季節は、田植えが終わったばっかりの棚田に広がる稲の若葉の緑が鮮やかです。
足柄はお茶の産地でもあります。このあたりにも茶畑がたくさん広がっています。若葉の部分は一度茶摘みをしているようですが、お茶の緑も鮮やかです。
万葉うどんの入り口の紫陽花
6月の初旬でしたので、万葉うどんの入り口やバス停前の「ふれあい処茶屋ふじや」の前の紫陽花が鮮やかでした。
万葉うどんの建物
万葉うどんの建物は、古民家をリフォームして使っています。なので、入り口もお店のそれというより、民家の玄関のような作りです。この季節だと、店の中も良いですが、外のテラス席で食べるのも良いと思います。
ざるうどんと筍の煮物
今回はあっさりとざるうどん、それから筍の煮物を頼みました。
うどんはコシが強く、かつ表面はつるつると滑らかでした。金太郎の産湯とも言われている、この地域の湧き水の力強さを感じる味です。実はここらへんは箱根外輪山の一角になりますので、湧き水には天然バナジウムが含まれています。
つけ汁の出汁もよく出ていて美味しいです。
写真に写っているうどんの量はそれほど多くありませんが、替え玉または大盛りが100円です。本当に1玉ですので、100円でうどんを倍量にすることができます。
うどんそのものは500円となります。
筍は地物だと思います。この季節は孟宗竹の筍は終わっていると思いますので、真竹の筍でしょう。真竹の筍は節の開いたものでも柔らかく食べられます。
薄味の出汁で柔らかく煮られた筍に山椒の芽の爽やかな香りが効いていました。足柄の初夏の恵みの味でした。
このうどんを食べたら元気が出たので、もう一度夕日の滝まで戻って、滝行の2セット目を行い、夕方に山を降りるまで、数回繰り返して滝行を行いました。
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