ラム肉は牛・豚・鶏肉に比べると、どこでも入手できるわけではありませんが、時々食べたくなります。肉のハナマサに行くと大抵ラム肉が手に入りますので、ハナマサに行ったときにはよく買って帰ります。
ラム肉のしゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶ用に薄く切ったラム肉は、カレー用などの塊のマトン肉と比べると、羊臭さが少なく、牛肉と同じ用に使うことが出来ますが、ラム肉の特徴を出した食べ方をしたくなります。今回は調理法は単なるしゃぶしゃぶですが、タレにちょっと工夫をしました。
今の住まいにはグリル鍋がないので、ポータブルのIH調理器の上に普通の鍋を乗せて材料を煮込みます。鍋の中には豆腐、しいたけ、長ネギ、白菜を入れました。スープは中華鶏ガラだしを入れています。
野菜が煮えた後、羊の肉をスープでしゃぶしゃぶして頂きます。羊肉は赤身で味が濃いです。
タレが決め手
このラムしゃぶはタレが決め手です。特にレシピを見ないで適当に調合したのですが、思った以上にラムの味にピッタリハマりました。
材料
醤油 : 大さじ3
みりん: 大さじ2
ごま油: 大さじ1
クミンパウダー: 小さじ2
七味唐辛子: 適量
これを混ぜてタレを作ります。本当は煮切してみりんのアルコールを飛ばしたほうが良いのでしょうが、そのまま使っています。
クミンの香り、胡麻油の香りがよく、ちょっと中央アジアの香りがします。みりんの甘さも羊肉の匂いとよくマッチしていました。
ラム肉の野菜炒め
ラム肉が少し余ったので、次の日にもやしとニラで野菜炒めにしました。
材料はラム肉、もやし、ニラとしいたけです。
作り方としてはごま油で炒めるだけなので、説明する事は何もないのですが、味付けはここでもクミンパウダーを使いました。クミンの香りを前に出すために、ベースの味付けはシンプルに塩コショウだけにしています。
羊肉の匂いとクミンの香りがよくマッチして、中華風の野菜炒めに見えますが、味と香りはちょっと中東風な感じになりました。
肉のハナマサは店舗によって羊肉の品揃えが違い、今回行った店にはスライスしかありませんでしたが、店によってはマトンの塊肉を売っている店もありますので、今度はマトンの塊でマトンカレーを作ってみようと思います。
羊肉は身体を温める効果がありますので、冬の今の季節にピッタリのメニューだと思います。
その他のレシピ