この記事が2022年最初の投稿になります。記事も2022年になってから書いていますが、料理を作ったの自体は2021年年末となります。
ラムプラオ
プラオというのはインドやパキスタンで作られる米料理でスパイスを入れた炊き込みご飯です。日本ではインドの米料理はビリヤニのほうが有名ですが、ビリヤニはムガール帝国の宮廷料理として発展したので、米とスパイスをそうに重ねて蒸すという凝った調理法を使っており、非常に手間がかかります。一方プラオはビリヤニが出来る前に既にあった調理法で、普通に炊き込むだけなので簡単です。
ここではフライパンを使って、パエリヤのような作り方をしています。
材料
羊肉(マトンでもラムでも良い) 200g
玉ねぎ 1個
人参 1本
にんにく 1かけ
パプリカ 100g
バスマティライス 2合
コンソメの素 大さじ2
クミンパウダー 大さじ2
コリアンダーパウダー 大さじ2
カルダモンパウダー 大さじ1
黒胡椒 適量
こちらがパプリカ以外の材料を切ったところです。
パプリカは冷凍を使いました。
作り方
材料を炒める
まず、材料を炒めます。オリーブオイル大さじ2-3位入れたフライパンににんにく、玉ねぎの順に入れ、油が馴染んで香りが出てきたら、人参、肉を入れて炒め、最後にパプリカを入れます。
米を入れて更に炒める
米を入れて、米粒が半透明になるまで炒めます。最初は具の量に対して米の量が少なく見えますが、バスマティライスは日本のジャポニカ米より水をたくさん吸うので、これぐらいでご飯と具の割合はちょうどよくなります。
スパイスを入れて軽く混ぜる
最後にスパイスを入れて軽く混ぜるように炒めます。ホールスパイスを入れる場合、最初に入れて油で香りを出しますが、粉の場合、水を入れる直前で構いません。
コンソメスープを入れる
水の量はバスマティライスが2合の場合、3合になります。バスマティライスはジャポニカ米より水加減がラフでも芯ができたりお粥になったりという破綻がないので、適当で大丈夫です。
蓋をして沸騰するまで中火、その後弱火
蓋をして、沸騰するまでは中火、その後弱火からとろ火で沸騰後15分ぐらい炊きます。このようにガラスの蓋を使っている場合、お米がスープを吸って水分が見えなくなった状態になってからとろ火で10分ぐらい加熱する感じでうまくいきました。
完成
火を止めたらそのまま10-15分蒸らします。蒸らさないと水分が米の中に入り切らなくてちょっとビシャビシャした感じになってしまいますのでしっかり蒸らしましょう。
ラムの脂の香りがお米に移って美味しい炊き込みご飯になりました。右の飲み物はスパイスチャイです。チャイ用のスパイスミックスも売っていますので、スパイスを仕入れる時に一緒に買っておくと重宝します。
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