回転寿司チェーンシリーズを続けています。おそらくかっぱ寿司と並んで100円寿司の草分け的存在のくら寿司になります。


くら寿司
くら寿司は1984年に回転寿司を開店し2000年頃には今の100円皿スタイルを確立しています。かっぱ寿司も1999年に大型店舗の展開開始とありますので、ほぼ同じタイミングでのスタートとなっています。
受付はキオスク端末
最近はどのお店でも直接来店とスマホ予約を両立させるキオスク端末での受付となっています。
メニュー
くら寿司の特徴は、寿司メニューの他、サイドメニューや定食のメニューが多いことです。寿司屋のラーメンを最初に展開したのもくら寿司だったのではないでしょうか。
海鮮丼ランチとかカルビ丼ランチとか天丼ランチ等のメニューが並びます。デザート類も豊富に揃っています。
お子様大好きビッくらポン
お皿を5枚会計用のドロップに流すたびにガチャポンが出てくるビッくらポンは小さなお子さんのいるファミリー層には人気です。これはやらない選択もあります。
回転レーンと高速レーンのハイブリッド
今まで行った店では、スシローは回転レーンのみ、くら寿司は直送の高速レーンのみでしたが、くら寿司は回転レーンと高速レーンのハイブリッドでした。回転してくるものを気まぐれで選ぶことも出来ますし、注文したものは確実に目の前に配達されるいいとこ取りシステムです。
また、くら寿司では寿司にはわさびは付いておらず、お客さんが食べる前に必要な分だけわさびを付けるスタイルになっています。
真いわし
100円寿司で一番パフォーマンスが出るのは鮮度で勝負できる光り物です。この真いわしは脂の乗りもちょうど良く、ねっとりとした舌触りが最高でした。
あなご
100円で2貫の穴子としては他店を凌駕するクオリティを持っていました。肉厚と言い、味の深さと良い、合格点です。
絆真鯛塩〆炙り
メニューの写真よりきっちり炙ってありました。炙られた脂に甘みが出て美味しかったです。塩で食べたほうが美味しいのですが、くら寿司は塩は回転レーンで流れてくるパックの塩を取らなくてはいけないのがちょっと面倒です。はま寿司のように卓上に藻塩を置いてほしいです。回転寿司はお茶は抹茶を湯呑に入れるスタイルなので、抹茶塩はすぐ作れます。
えび天寿司
天ぷらのクオリティははま寿司のほうが上でした。シャリと天ぷらがばらばらになってしまっていて、一緒に食べるのが難しかったし、衣もフリッタースタイルでちょっと重かったです。
えんがわ(かれい)
あえてかれいと書いてあるということは深海魚ではなくて本当にかれいのエンガワなのでしょうか?脂の乗り方に深海魚のようなしつこさがありませんでした。ネット情報によると、どうやらからすかれいのエンガワを使っているそうです。
極み熟成 ふぐ ジュレポン酢
ふぐポン酢は流石に100円で食べることは出来ず、お皿が2枚連結された200円皿になっています。ネットでの評判は散々ですが、僕はこれはこれでおいしいと思いました。くさみのない歯ごたえのある白身がジュレポン酢とよく合っていると思います。
あじ
光り物2品目は鯵です。いわしと一転して脂の少ないあっさりした味になっていました。
寒ぶり
最後は寒ブリです。寒ブリと銘打っていますがおそらくはまちでしょう。でも肉厚で食べごたえがありました。これが2貫100円で出せるのは大したものです。
8皿、15貫食べて、会計は900円+消費税で990円でした。1000円以下で寿司を食べられるのは嬉しいです。
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