カツ丼って、典型的なカロリーモンスターでありますが、それ故に惹きつけるものがあります。今日はチェーン店でカツ丼を扱う店を食べ比べてみました。
かつや
トップバッターはかつや。全力飯を謳うだけあって、カツ丼も普通サイズの梅の他、大盛りの竹、特盛の松と3サイズあります。梅は税抜き490円、税込み539円です。
卵とじのカツ丼の他にソースカツ丼と味噌カツ丼があります。
カツ丼(梅)
一番小さな梅を注文しました。嬉しかったのは、三つ葉が乗っていたことです。三つ葉の上品な香りで、途端に「らしく」なります。他店では刻み海苔の場合が多いのですが、かつやはこんな所にもこだわりが出ていますね。
壺に入った漬物は取り放題になっていますので、おかずが先に無くなっても大丈夫です。ですが、そんな心配しなくていいぐらいカツと卵がたっぷりと乗っています。
カツは結構厚切りですが柔らかくふんわりと揚がっています。お昼の時間は揚げ置きのようでどんどん出てきますが、夜は揚げたてを使っているようでそれなりの時間待たされます。でもカツ丼で仕上げで煮るにしても、揚げたての方が衣もカリカリしているし、中がアツアツで美味しいですよね。
汁の量は多くもなく少なくもない適量です。肉の柔らかさと三つ葉を使っているところがポイントの高いカツ丼でした。
松乃屋
次はかつやのライバル的位置づけの松乃屋です。
松乃屋は卵とじのカツ丼の他に味噌カツ丼とささみカツ丼があります。カツ丼は税込み550円で、かつやとほぼ同額です。ただ、かつやは会計時に100円クーポンが貰えるので、実質的にはかつやの方が安いです。
ロースカツ丼
松乃屋の場合、全品に味噌汁が付きます。かつやは丼物には味噌汁はつきません。
ロースかつ1枚を卵でとじて、海苔を散らしてあります。玉ねぎはあまり入っていません。
かつはその場で揚げているようでアツアツ。厚手なのにちゃんと柔らかく仕上がっています。卵の量が多く、2個ぐらい使っているのでしょうか。ボリュームたっぷりの印象です。味はちょっと甘みの強いだしを使っているのですが、嫌みではありません。正統的な感じでした。
富士そば
スタンド蕎麦ですが、富士そばのカツ丼はファンが多いことで知られています。
そばとのセットで頼むことが多いと思いますが、ここはあえてカツ丼単品で攻めました。
食券売り場でもカツ丼は最上段に並んでいます。単品もセットの隣で存在感を示していました。
カツ丼(単品)
おそば屋さんらしく、お蕎麦のおつゆがスープとしてついてきました。
玉ねぎは結構入っています。卵は1個半ぐらいでしょうか。2個入っているのかな。微妙な分量です。
カツは揚げ置きで冷めていました。肉も専門店であるかつやや松乃屋に比べるとちょっと固い感じ。
でも卵の半熟具合とつゆの出汁と味加減はちょうど良くて、そば屋さんらしさを感じました。
肉骨茶(バクテー)そばは年明けから全店ベースで展開されています。このお店でもポスターが出ていました。
ゆで太郎
そばやのカツ丼第二弾はゆで太郎です。日替わり〇得セットがで、日曜日はミニカツ丼がつきます。
こちらの右上隅の黄色いボタンで購入します。
ミニカツ丼セット
ミニカツ丼と言っても結構なボリュームがあります。カツもちゃんと1枚入っているのではないでしょうか。卵は一個かな。
ゆで太郎はこの調味料コーナーが好きです。その日の気分でかなり味を変えることが出来ます。僕はおそばに柚子粉を入れるのが好きです。
カツ丼のカツは注文が入ってから揚げていました。アツアツです。卵もふわふわで、思いのほか高レベルでした。だしのおいしさはおそば屋さんならでは。お蕎麦もついて590円はかなりお得でした。
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